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トンネルから望む絶景スポット|清津峡

皆さんこんにちはイツキです。

写真を見て、どういった場所なのだろう?と気になった方が多いのではないでしょうか。床一面が水でトンネルの向こうが谷となかなか見ない景色ですよね。

ここは、新潟県にある秘境の地、「清津峡」です。

日本三大峡谷の一つとして有名であり、国の天然記念物に指定されています。

実際にここへは、大学3年生の夏休みを利用して行きました。私が清津峡に行った理由は、大学の芸術関連の授業で、『自然を生かした景観』というテーマで紹介された際に清津峡の風景に心が揺らいだためです

水面に伝わる波とトンネルから望む緑彩色が美しかったので、夏休みの時に行ってみよう‼と決断して日帰りで清津峡に足を運びました。

写真で見た時も印象深かったですが、実際に訪れた際は、迫力ある景観でした。

そんな清津峡ですが、一体どういうスポットなのか?その魅力についてお伝えしていきます。

〇清津峡ってどんなところ?

清津峡看板

清津峡は、新潟県十日町市の山奥に位置する自然豊かな峡谷で、日本三大峡谷の一つとして有名になっています。

日本の名勝、天然記念物に指定されるほど、緑豊かな自然が溢れているので、普段ビルばかりを見ている都会の人にとっては、十分に自然を満喫することができるでしょう。

・峡谷沿い

清津峡には、峡谷沿いに温泉街から上流に向けて伸びる遊歩道が設けられています。

8月の猛暑の時期に行きましたが、散策する遊歩道は、緑豊かな木々に囲まれており、峡谷の川から吹いてくる風が心地良かったです。


しばらく遊歩道を歩いていると・・・

清津峡トンネル入り口

トンネルが見えてきます。

ここからは、渓流沿いに伸びるトンネル散策になります。

もともと川沿いに遊歩道を設置していましたが、落石などの事故により安全性を考慮するため、歩行者用のトンネルが作られました。

・トンネル利用料
 大人(高校生以上) 800円
 子供(小・中学生) 400円
 未就学児 無料
・受付時間
 8:30~16:30
(閉抗時間 17:00)
・エントランス営業時間
 9:00~16:00
 1階 お土産、カフェ
 2階 足湯 無料
※冬期は、降雪の影響で入場できない可能性有

〇詳しい詳細情報

・いざ、トンネルへ

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遊歩道をしばらく歩くと、トンネルの入り口に差し掛かります。

清津峡の特徴は、全長750メートルにわたって彫られているトンネルです。

遊歩道の緑豊かな自然とは打って変わって、トンネルならではの暗さと道を照らす青、赤、黄色のライトが幻想的な雰囲気を漂わせています。

壁に滴る水滴と空気の冷たさも相まってひんやとした空間に包まれているので、暑さ厳しい夏にはおススメです。

・峡谷が見える見晴らし所

トンネルを進むと途中に第1見晴所、第2見晴所、第3見晴所と3カ所に峡谷を望む見晴らし所があり、峡谷を流れる清津川と、柱状節理の岩を眺められます。近距離で川が流れているので、川の音で心が癒されること間違いないでしょう。

清津峡第一見晴所

・第1見晴所

清津峡トンネル トイレ

第2見晴所

清津峡トンネル3

第3見晴所

第2見晴所にあるかまぼこ型の金属ドームには、トイレが設置してあり、道中にトイレ休息が出来ます。周りは、金属の鏡に覆われて中は見えない仕組みになっているので、安心してください!

第3見晴所は、壁に金属と赤いライトが付いており、近未来的な空間を漂わせています。

・角度どうなっているの?

清津峡清流せ2

見晴所からは、激しく流れる清津川と峡谷の岩肌が見えます。

岩の模様が斜め方向に入っていることに気が付くと思います。これは、柱状節理と呼ばれるもので、溶岩が冷やされる際に下面の地面と上面の空気の冷却によって作られます。

柱状節理は、溶岩の冷却時に真っ直ぐに岩が割れていくので、このように柱のような模様になります。

斜めに筋が入っているので、ずっと見ていると平衡感覚が分からなくなるかもしれません(笑)

・清津峡の絶景が見られるパノラマステーション

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トンネルの最深部に進むと奥に清津峡を絶景を望めるパノラマステーションがあります。

このパノラマステーションの特徴は、トンネルの壁が鏡張りで一面沢水が広がっているところです。鏡と水を組み合わせていることで、清津峡の自然がトンネルの空間全体に映し出されるので、まるで自然の中に囲まれているような不思議な感覚を体験できます。

沢水の中は足首程の深さなので、靴を脱いで歩くことができます。私は夏の暑い時期に行きましたが、沢水の水はとても冷たくて気持ち良かったです。

トンネルの先には、峡谷の自然と下流へと流れていく清津川が見えます。

谷間から吹いてくる風と激しく流れていく川の音、足元で感じられる沢水の冷たさと全身で自然の営みを感じられるでしょう!

清津峡は、季節によって様々な姿に変貌するので、季節ごとに訪れると違った風景の楽しみ方を味わえます。

◎季節ごとの見え方
:雪解けと新緑
:緑と青の大地
:赤、オレンジ、黄色で色鮮やかに
:一面氷の世界

・絶景を堪能したらゆったり温泉へ

よーへり

※湯処よーへり 2019年11月に閉館

清津峡の遊歩道の入り口付近には、温泉街があります。

たくさん歩いた後の温泉は、とても気持ちいいので、帰りがけに立ち寄ってゆっくりしていくのも良いでしょう。

お土産屋さんには、新潟のグルメやグッズがたくさんあります。お米の県ということもあって、おせんべいや米菓が人気‼

もちろん、新潟県産のお米も売っています。

・まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、私が実際に行った清津峡について紹介いたしました。トンネルから峡谷の絶景を望むというのは、あまりなかったので貴重な経験になりました。

この際に是非足を運んでみてください。

●基本情報
場所:新潟県十日町市
アクセス:
【公共交通機関】
越後湯沢駅発 バス(20分)
降車停留所:清津峡入り口
バス停から徒歩30分
【車】
関越道:塩沢石打IC~ (34分)
※車がおすすめ


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