読書記録「職場に活かす心理学」(今城,2023)
選んだ理由
休日にたまたま行った本屋で目に留まったから。また、シンクタンク研究員がどのような本を書くのか興味があったから。
新たな学び
レジリエンスをあげる要因:自己効力感の高さ、自身の感情に対するメタ認知(自分の感情を俯瞰すること)、社会環境的要因
学びの再確認
難易度の高い目標に対するパフォーマンスには、そのタスクへのコミットが高いほどパフォーマンスも高くなる傾向がある
人の幸福度の50%程度は遺伝により決定され、10%が環境、40%が本人活動による
社会的プレッシャーを活用すると、人の行動を誘導できるがそれをスラッジだと思われるリスクが高まる。(「10人に9人が期限内に納税をしています。あなたは少数派の未納税者の1人です。」)
感想
教養本であり、教科書感はなかった。
研究とそのインプリケーションに差があるように感じざるを得なかった。心理学実験により得た成果を似たケースの職場に広げようとしているように感じた。
自分は心理学実験よりも実証・実装派の人間であるのだと感じた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?