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進撃のWEEK Day1

”進撃のWEEK” 始動!!

昨日から、HUNTERCUTYが主催する起業研修「進撃のWEEK」に参加しています。起業をしようと決意して間もなく、何の知識もないままこのような研修に参加させていただけることに感謝しつつ、この1週間で少しでも成長しようという思いで臨みました。
とは言ってももちろん不安もあり、緊張しながらzoomに入室すると、そこには戸村さんが。どんなオーラのある人だろうと思っていると、喋り出した戸村さんは非常に穏やかで親しみやすく、「また会いたい」と思えるような人でした。戸村さんは、この「また会いたい」と思ってもらえるような人間であることを大切にしているんだとか。その後わずか30分で1日目の研修は終了。話には聞いていたものの本当に早い笑。小学校の授業よりも短いのであっという間でした。

なぜ杏寿郎は鬼にならなかったか?

2020年に大ヒットした映画「鬼滅の刃」無限列車編のクライマックスで、悲劇の死を遂げた杏寿郎。彼は鬼である猗窩座からの「死ぬな、鬼になれ」という言葉を死ぬまで拒み続けました。なぜ、生きるか死ぬかの局面に立っても尚、杏寿郎は鬼になろうとしなかったのでしょうか。
戸村さんは、「杏寿郎には確固たる理念があったから」だと言います。杏寿郎は幼い頃から母に言わていた「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか。弱き人を助けるためです。弱き人を助けるのは強く生まれたものの責務です」という言葉を胸に刻み、「弱き人を助ける」という揺るぎない理念を持って生きていました。だからこそ、どんなに辛い局面にあっても自分の理念を曲げず、自らの生を全うできたのです。

「理念」が人を惹きつける

杏寿郎の例を経営者に当てはめてみるとどうでしょうか。確固たる理念を持っていない経営者は、非常に困難な局面に遭遇したとき、あらぬ方向へ舵を切ってしまう可能性があります。反対に、自分の理念を持つ経営者は、その理念を軸に考えることで、どんな局面でも常に自分の進みたい方向、進むべき方向に進み続けることができるのです。
さらに、「理念」には人を惹きつける力があります。人が起業を選ぶときのインセンティブには、給料やSOなどの「待遇」、チームの強さやタスクの重さなどの「成長」、そして「理念の一致」の3つがあります。この中でもとりわけ3番目の「理念の一致」は大切で、世界の有名な起業家たちも自らの崇高な理念によって人々を魅了し、優秀な人材を惹きつけてきました。
たとえば、イーロン・マスク氏は「人類に貢献する」と何度も口にしており、そのために「人類を火星に送り込む」ことを目標にしています。マーク・ザッカーバーグ氏であれば、「世界をオープンに、つなぐ」という理念をもとに、様々な事業に取り組んでいます。彼らに共通するのは、「とてつもなく大きな目標を理念として持っている」ことであり、それこそが彼らが成功し続けている要因の一つなのでしょう。
私は、リーダーの重要な役割の一つとして「目標を掲げる」というものがあると思っています。経営者に必要な「理念」というのもそれに似たものでしょう。目的地がなければ道が正しいかどうか判断することすらできないのと同じで、目標や理念があるからこそ、私たちは自分の行動を評価し、改善していくことができるのだと改めて感じました。

自分自身の理念の探求

理念を持つことの重要性を理解したところで、自分の理念を探すためにこれまでの人生を振り返ってみました。自分はこれまでどのようなことを感じ、どのようなことを重視してきたのか。記憶がある範囲で主な出来事を記したのが以下になります。

自分の感情や価値観が動いた出来事を、あまり思い出したくないものも含めて書き出してみました。すると、自然と自分自身が見えてきました。

  • 周りから褒められるのではなく、周りの人を「あっと言わせたい」

  • 新しいことへの不安はあるが、それに勝る好奇心を持っている

  • 好き≒得意

  • 自分一人では頑張れず、周りの人がいるからこそ最大限力を発揮できる

  • 考えがよく変わる→良く言うと「考えが柔軟」

過去はあまり振り返らない方だったのでいざやってみると少し恥ずかしさもありましたが、自分に対する理解を深められたことに喜びを感じています。一つ一つの出来事は頭の中で分かっていても、実際に書き出してみるとやはり全く違った見え方がします。他の分野でも「書き出す」ということを実践してみようと思います。

5つのキーワード

このような人生の振り返りをした後に、戸村さんが選んだ64個のキーワードから自分の理念に合致するものを5つ選びました。

  • 認められる

  • 試行錯誤

  • 対抗心

  • 挑戦

  • 変化


これが私の理念を表したものになります。こうして眺めてみるとこれまでの自分の認識と合致する部分としない部分がありました。特に「変化」に関しては特にこれまで自分に馴染みのある言葉だとは思っていませんでしたが、自己分析をしてみると意外と変化を好んでいる自分がいることに気が付きました。この理念を胸に、これから起業を進めていきたいと思います。

日本をより良い国にする

最後に、私の一番大きな理念について触れておきたいと思います。見出しにもある通り、私の理念は「日本をより良い国にする」です。私は日本という国が大好きで、自分を育ててくれたこの国をこれからもより良くしていきたいと考えています。しかし、現在の日本は少子高齢化や経済低迷をはじめとする多くの問題を抱えています。これらを根本的に解決するにはどうすれば良いのか。官僚や政治家になる道もありましたが、私は「テクノロジー」そして「起業」こそがこれからの日本を変えていく最善の方法だと思っています。この理念を杏寿郎のように死ぬ瞬間まで忘れることなく、これからの人生を歩んでいきたいと思います。

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