〜築百年のリノベーション古民家で憩いのひとときを〜『Cafe かわばた』乙津養沢でオープンしました!
今年4月、「落合橋」バス停の近くに『Cafe かわばた』がオープンした。店主の山﨑正芳さん(79歳)は、養蚕業を営んでいたという生家を大々的に工事し平屋にリノベーションした。
以前から「この辺でお茶を飲む場所はありませんか?」と尋ねられることがあり、「落合に喫茶店を作ったら良いのでは?」と思ったのが開業のきっかけだそうだ。
古くからこの地域に根付いた家には、集落内における特徴を含んだ屋号がつけられていたという。山﨑家の屋号である「川端」(川のふち、川のほとり)が店名の由来になっている。
メニューは、ケーキ3種類(チーズケーキ、アップルパイ、ロールケーキ)、ドリンク、アイスキャンディー。特にコーヒーは絶品で、選び抜かれた豆を使用し、一杯ごとに豆を挽き、ハンドドリップで淹れてくれる。ドリンクはテイクアウトすることも出来る。
山﨑さんは金融業を67歳で退職された後、趣味として古美術品の収集をされていた。店内には、昔の肥前焼、白磁、家具などが陳列され、まるでタイムスリップしたような空間が広がっている。古物商でもあるので、古美術品の販売もしている。
窓からは、山々が見渡せ、清々しい気持ちにさせられる。店舗入口や駐車場では、自宅の庭や畑で栽培した野菜の無人販売も行う。
「観光客のお客様も大歓迎ですが、近隣の方々にも気軽に来て頂けるような、くつろげる場所にしたいと思っています。」と山﨑さんは語ってくれた。
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