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五日市は自然だけでなく庭先からも 季節の息吹を感じられるまち 版画家│羅久井ハナさん

五日市に居を構えられて2年目という版画家の羅久井ハナさん。

今年春に発行された五日市すろうふうど通信の躍動的な表紙が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

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作家活動のはじまりは、小さなリノリウムのはんこ制作。そこから自然とイラストレーションのお仕事を受けるようになり、節目となる10年目、新しいことに取り組もうと多色刷りの版画制作を始められ、それ以後、版画の仕事も増えていったそうです。書籍の装画や挿画、韓国や台湾での個展のほか、最近では毎日新聞のオピニオンコラム「窓をあけて」の挿画も手掛けておられます。今春の雑誌「イラストレーション」(玄光社)の版画家特集にも掲載され、今や時の人◎

ー五日市すろうふうど通信の表紙画は、どのように制作を進められたのですか?

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▲羅久井さんのアトリエ。図案が確定し、実際に掘る作業をしておられるようす。

「ご近所の畑に育つ‘のらぼう菜’の成長を毎日観察し素案を練りました。案が決まると下絵を描き、デジタルで版分け設計をします。今回の図案はサイズの大きな作品。6枚の版で構成し手彫りにまる3日かかりました。油絵具をのせて刷るのは1日で一気に行います。何枚か刷り上げて良いものを選び、しっかりインクを乾かしてから着彩を施し完成します。」

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ー五日市での暮らしはいかがですか。

「五日市は自然豊かなだけでなく、まちの方の庭づくりも素敵です。庭先からも季節の息吹を感じられ、ふとした驚きや刺激をいただいており、癒されながら過ごしています。」

これからも五日市にインスパイアされた素敵な作品たちが生まれていくこと、楽しみにしております!

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