見出し画像

「見るだけでもどうぞ!」TPOに合わせたご提案を婦人服『もーど なかむら』

五日市ひろばのすぐ近くにある「もーど なかむら」。ショーウィンドウには、季節感溢れる小物や小洒落た婦人服がディスプレイされている。

衣料品店として五日市で開業してから約70年。店主の木滑恭子さんの父方の祖父は、戦前に赤坂で洋服学校の先生の仕事と、銀座の洋服店で働いていた。戦争で赤坂の住居が焼失し、祖母の実家がある五日市へ移住。終戦後、祖父と父で現在の東町の交差点辺りにオーダーメイド紳士服店「テーラー ナカムラ」をオープンさせた。昭和55年の区画整理で現在の場所へ移転、店名を「もーど なかむら」に改名。

qrコード画像_アートボード 1

▲ 左上から)昭和20年代、石造りの建物「テーラー ナカムラ」。昭和55年、東町「十一屋」(現在は閉店されている)の隣にあった、区画整理のため取り壊される直前の店舗。現在の場所へ移転した昭和55年9月27日の開店日

画像2

▲ 店主の木滑恭子さん(右)と安藤麻梨子さん(左)四人姉妹は大の仲良しで、毎年一緒に旅行を楽しむ

画像1

▲ 現在の店舗

その頃には扱う商品が増え、紳士服、Gパン、婦人服、子供服を販売。次女の木滑さんは、第ニ子出産後に父の店を手伝い始めた。父親が他界された後、四女の安藤麻梨子さんと共に、婦人服専門店として営業を続けている。

画像4

▲ 店内には、日本橋・馬喰町で仕入れた質の良い商品がたくさん並んでいる

今後についてたずねると「『なるべく買いに来るから閉めないでね』とお客様から励まされる。お客様がいて下さったからこそ、ここまで来られた。いつまで続けられるのかわからないけれど、ギリギリまで全力で頑張っていく。」と語ってくれた。

もーど なかむら
[住 所]あきる野市五日市133-5
[電 話]042-596-2225
[営 業]10:00 〜 18:30
[定休日]土曜・日曜・祝日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?