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【No.8】新幹線での飲食物は乗車前の事前購入がオススメ


1. 車内販売が昨年10月に終了

 昨年10月31日をもって、東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」で実施されていた車内販売は終了した。現在では、スマートフォンから注文可能な「モバイルオーダー」がグリーン車のみで実施されており、指定席、自由席で飲食する際は、乗車前にて事前購入が必要となった。
 ただ、事前購入が可能な売店や自動販売機は、ホーム上各所に設置されているので、この点について紹介したい。

2. 飲食物は原則ホームorコンコース売店にて

 東京駅や新大阪駅など主要駅には、ホーム上に売店(JR東海が運営するデリカステーション等)が設置されている。ここでは、お弁当やサンドイッチ、スナック菓子や飲み物(お茶やビール等)など、大体のものは取り揃えられているので、発車前に時間に余裕があれば購入するといいだろう。
 また、JR東日本の在来線から新幹線へ乗り継ぎの場合は、在来線コンコースに売店「Newdays」が数箇所設置されているので、乗継の場合は併せて活用されたい。

東京駅ホーム上の売店(デリカステーション)
在来線コンコースの「 NewDays」

3.コーヒー、アイスはホーム上の自動販売機で

 以前の車内販売では、コーヒーやアイス(通称:シンカンセンスゴクカタイアイス)も購入可能であったが、車内販売終了後はホーム上の自動販売機にて販売を行っている。
 コーヒーは、JR東海とトーヨーベンディング(ミル挽き珈琲)がコラボして販売を実施している。テイストは新幹線の名前(のぞみ、ひかり、こだま、ドクターイエロー)によって4種に分けられており、例えばのぞみであれば、コクと苦味が強いと言った具合に、名前でテイスティングが分けられて販売されている。
 購入開始から約95秒で出来上がるため、列車の停車時間が短い途中駅(品川、新横浜、名古屋、京都)での購入は余裕を持った方が良いとされる。
 一方、アイス(シンカンセンスゴクカタイアイス)も自動販売機で販売されており、定番のバニラ、いちご(静岡県産べにほっぺ)、チョコレートの3種のほか、夏季期間限定でメロン(静岡県産クラウンメロン)も発売されている。筆者も購入してみたが、車内販売されていた頃と同様食感が硬いのが特徴だ。
 またこのシンカンセンスゴクカタイアイスは、通販でも発売されており、JR東海の通販サイト「JR PLUS:https://www.jrcp-shop.jp/smartphone/」から購入出来る。お家でも新幹線の車内と変わらぬアイスの味を堪能できる点はよい。

コーヒーの自動販売機
アイスクリームの自動販売機

4.おわりに

 人手不足を背景に車内販売は年々縮小されているものの、時間に余裕があれば売店や自動販売機で購入可能ではあるので、事前購入を今後は活用されたい。

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