見出し画像

開幕前夜 リノベについて | いつだれkitchen物語 #05

福島県いわき市で、もらった食材を活用して、お代はいくらでもOKの投げ銭制でお送りしているいつだれkitchen(以下、いつだれ)note 第5話。
前回は、物件が見つかったところから、物件をシェアするパートナー探し、開設するまでの諸手続き、そして、いつだれを含む4プレーヤーからなる福祉系シェアオフィス、その名もソーシャル・インクリュージョン・スペース「あらたな」オープンのお話でした。

今回は、時期的には前回とほぼ同じ、2018年春から「あらたな」そして「いつだれ」オープンの2019年春までの間の話ですが、元焼肉屋さんだった物件が、いかに現在の「いつだれkitchen」に変貌を遂げたのか、その改装・リノベーションの話をしたいと思います。

現状回復〜さあ、どんな感じにしていこう

元焼肉屋さんが、焼肉屋さんを始める前の状態まで戻すこと、という現状回復の契約だったことから、私たちは、その現状回復を待つところから始まりました。

画像1

↑当時の厨房の写真です。2018年5月頃

それぞれのテーブルで焼肉が焼けるようになっていたので、ガスや排煙の管が入り組んでいて、それを撤去し、現状回復するのに、結構な日数がかかっていたような記憶があります。夏とか秋ぐらいまでかかってたんじゃないかな。

で、いよいよ、現状回復も終わり、4事業所が入るシェアオフィスへのリノベーションです。
「パキッと、シュッとした感じのオフィスにしたい」
「体を動かすジムの機能もありながら、尚且つオシャレにしたい」
「共有のシャワールームも欲しい」
「福祉的な居場所なので、多目的トイレは必須でしょ」

まあ、夢や希望が出るわ、出るわ。
シェアとは言え、それぞれが新しいオフィスやキッチンを持とうとするわけだから、改装する前が一番楽しくて、一番夢が拡がっちゃうのは分からないではないけれど、、、、、
みんな、そんなに資金があるわけではない!
そして、その中でも、いつだれが一番お金がないw!

詳しくは、1〜4話を読み返していただけるとありがたいですが、
①とある女性といつだれメンバーが出会った↓
②彼女には役割付きの居場所が必要で、探した、見つからなかった↓
③では、自分たちでその居場所を作ろう、食にまつわる場にしよう↓
④物件が見つかった、シェア仲間も見つかった、リノベしよう←今ココ

こんな感じで、話が進んでるんですよw。
とある女性に出会った、NPO代表と、包括支援センターの職員と、地方公務員の3人ですよw。
”なりわい”にするわけでもない我々に、どうして資金が、お金があるだろうか?!

スーパーヒーローあらわる!

拡がってる夢、それと反比例するかのごとき少ない資金、尚且つシェアオフィスという4者4様のオフィスイメージ。こんなミッション・インポッシブルをどうクリアするか、そして、誰がこんなミッション(リノベ)を受け持ってくれるのか。思案に暮れる我々に、一人のスーパーヒーローが現れます!

画像2

多分、世界で一番優しい顔をしたヒーローだと思います。
ヒーローの名前は、小森 測。
はい、これをお読みのあなた、すぐ気付きましたね。
そう、お名前が「測」なんです。もう設計をするために生まれたきた男です。

彼の会社小森工務店の超ステキなHPも是非→ https://komori-koumuten.net/

夢と希望と要望はいっぱいあるのに、金はあんまりない。そして、リノベイメージもバラバラな4者の改装を、ヒーローは見事にやってくださいました!

画像3

画像4

画像5

こんな感じにリノベは進んでいきました。いつだれの入り口は、当時も今も下地のままです。費用のなさの現れですが、いつだれらしくて、このままでもいいかなと思っています。

画像6

誰にでも来やすく、ほっこりできるように昭和レトロ感を出すべく「玉すだれ」を取り付け、小森→中崎の引き渡し対談も終わり、これにて、「いつだれkitchen」リノベーション、完成です。2019年春、いよいよオープンを迎えます。

画像7

↓↓↓ぜひtwitterやinstagramのフォローもよろしくお願いいたします!↓↓↓

twitter @itsudarekitchen
instagram @itsudare_kitchen

サポートという「投げ銭」よろしくお願いします!あなたのサポートが、誰かとあたたかい食事をしたい誰かに届きます、届けます!