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私達、やっぱり友達に戻ろう...

 こんばんは

 今この文章を読まれているあなたが何歳でどういった恋愛経験を経てきたかはわかりませんが、タイトルにある「私達、やっぱり友達に戻ろう...」や「〇〇君/さんとは友達の関係がよかった」などと好きだった相手に言われたことはないだろうか。この記事を書いていることから容易にわかるが私にはある。一番それを覚えているのは高校生のころだ。よく男性は元カノのことをよく覚えているというが、私にとってこの言葉を言われた瞬間のことはとても記憶に残っており、覚えているというよりも「刻み込まれた」という表現のほうが適切かもしれない。

 当時高校1年生だった私は数か月お付き合いをさせていただいていた女の子にLINEでフラれた。文面は確か、「齋とは友達の時のほうが楽しかった。ごめん分かれよ。うちら友達に戻ろう?」だったはずである。(記憶しすぎていて引かないでもらいたい。)そのメッセージの前に特段なにかあったわけではない。喧嘩したわけでも疎遠にしてたわけでもない。(私だけの目線になるが)そしてメッセージを受け取ったときの私の心境は「は?」である。私は「別れよう」というメッセージよりも「友達に戻ろう」というメッセージに疑問を抱いた。「は?友達に戻る...?」どうやって友達に戻るのか。周りの目ももちろんあるし、なにより自身が今日寝て明日起きたらその子とは友達でしたと考えるとひどく「きもちがわるい

 しかし、振り返って考えてみると、「彼氏/彼女」というのは一体なんだろうか。なぜ「彼氏/彼女」という立場になったとたん友達よりも一歩進んだということになるのだろうか。そもそも付き合うとは一体何だ。結婚は書面上で行うもので、社会的にも様々な契約や登録などの変更が必要になってくる。しかし、「彼氏/彼女」とは何だ。そこに何か責任はなにかのしかかってくるのか。「彼氏/彼女」は友達の一歩先だとしたらその関係を巻き戻すというのはどういうことだ。「夫/妻」を巻き戻すと「彼氏/彼女」にでもなるのだろうか。そして、仮に友達に戻ったとして次の日「おはよー」とか言ってくるのキモすぎないか?「何だこいつ。友達としても無理なんですけどー」ではないのか?「彼氏/彼女」よりも友達のほうがしたということか?それでは私の大切な(ろくでもない)友人たちに失礼ではないか。

 取り乱して申し訳ありませんでした。しかし、不思議なもので「巻き戻す」ことに成功している事例も珍しくはない。私の周りでは3回も付き合って別れてを繰り返した事例もある。「友達→彼氏→友達→彼氏→友達→彼氏」という非常に奇妙な配列になる。しかし、そうすると私はひどく気持ち悪いと思ってその当時それからその女の子とは口を利かなくなってしまったけれど、私はあの時素直に巻き戻すべきで、そうした場合もう一度付き合うことができていたのだろうか。みなさんは「関係を巻き戻す」ということについてはどういった考えをもっていますか?

 

 追記

 このまえ友人と行った「ピュア話対決」(学生時代のピュアな話で一番胸キュンさせた人が勝利)大変おもしろかったのでおすすめです。いずれ私の話も文章にしたいな。

宜しくお願い致します。