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アラフォーでも、お箸をキレイに持てるようになりたい

皆さんはお箸がきれいに使えていますか?

お箸を使う文化のある日本に生まれ、
多くの方はYesと答えられるのではないでしょうか。

私はというと、「お箸のダメな持ち方」のお手本になれるくらい
それはそれは、ひどい持ち方をしていました。

36歳頃から奮起した矯正記録をここに残したいと思います(笑)

1. 私のお箸の持ち方

このイラストでいうと、左上の「クロス箸」の持ち方をしていました。

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自分のお箸の持ち方がなにやら人と違うと気づいたのは、
12~3年ほど前に先輩に指摘されたのがきっかけです。
25~26歳くらいの時でしょうか。
先輩は、やんわりとマナーが悪い持ち方なんだよ、と
伝えてくれていたものの
「へぇ~そうなんですね。
でも私この持ち方しかできないんです。」と返し
自分の中では、マナーが悪いとすら認識もしていませんでした。

思い起こすと、幼少期から、両親、祖父母、親戚から、お箸の持ち方について教えてもらった記憶はありません。
(しかしながら、皆人並みにお箸はキレイに持てています)


それからは実家に帰ると、
「母が教えてくれなかったから私はお箸が上手に持てない」と
文句をいうくせに、直そうと努力はしませんでした。
(お母さん、ごめん)

あ、それでも東急ハンズでエジソン箸は購入しました。
一向にお箸の持ち方はよくなりませんでしたが…

2. ようやく自分のお箸の持ち方はマナーが悪い事に気づいた

時は流れ、結婚して夫と食卓を囲むようになります。
ふとした時に、どうしてもお箸を持つときにクロスになってしまう、という話をしました。

夫も私の癖に気づいてはいたものの、明言は避けていたそうで…
夫の両親は、お箸の持ち方に非常に厳しかったらしく、教え込まれたそうです。

あと二、三年もすると、今度は自分の子供にお箸の持ち方を教える日がやってくる。
でも今のままの私では到底教えられない!と思い、
それからゆるくですが、お箸の使い方を意識するようになりました。

夫に教えてもらい、なんとなく正しい持ち方は分かってきたものの
次の課題は、いざ食事になると上手く動かせない事でした。

その悩みを解決してくれたのがこちらの動画です。
いくつか見ましたが、こちらの動画のおかげでクロス持ちから一歩脱却できました。

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目から鱗だったのは、お箸を動かすためには、
「筋肉と脳をつなげて動作パターンを習得する必要がある」という事でした。
過去に、仕事で脳梗塞後のリハビリについて学んだ事があるので、
この言葉の重みは非常に良く理解できました。

そのためには
・いきなり食事という実践の場ではなく【単純】
・ひたすら繰り返す【反復】

この二点が重要です。

今思い起こすと、私にはどちらも欠けてましたね。

3. 人気のお箸の持ち方教室へ行く

こちらの動画で、クロス箸はなおってきましたが、
まだどうしても気になる点がありました。

それは、薬指が上手く曲がらないという事でした。

ちょうどその頃、こちらの本に出会いました。

こちらでは、手のサイズに合わせたお箸の選び方から、
お箸の持ち方がステップごとに体系化し説明されていて
非常にわかりやすい本であると同時に、
著者の中原先生は、対面/オンラインでお箸の持ち方教室もされています。
小学校のお受験対策で通う子供もいるらしいです。
しかも、いつもクラスは満席!

薬指がどうしたら上手に曲げられるのか解明したく、
オンラインで参加という選択肢もありましたが
どうしても直で見ていただきたかったので
生後2か月の子を抱え、銀座まで繰り出しました(笑)

結論としては、私の薬指の骨格的な問題が大きいのでは、という事になりました。
ただ、正しい箸さばきができていれば外から見ている分には問題ない、との事で一安心です。

ちなみに、息子には矯正橋を持たせていましたが
今すぐ捨ててくださいと言われて、使うのはすぐにやめました。
矯正橋だと、本来の動作とはかけ離れた動作をしているので
いざお箸をもっても使えない子が多いのだそうです。
(私自身、エジソン箸を数年使っても矯正されていなかったので
これには納得です)
でも癖づいている(というか、その脳と神経がつながって動作パターンを習得している)ため、そこから治すには相当大変らしいです。

それなら、4歳くらいまでスプーンとフォークを使い、
利き手が定まったタイミングで、
お箸の練習をした方がいいとの事でした。

その際も、きちんと子供の手のサイズにあわせたお箸を準備してあげましょう。(選び方は本にかかれてあります)

同じように悩まれている方、これからお子さんに教えられる方は、
今までいろいろ見てきた私としては、この本が一番おすすめです!
(動画も用意されていますよ)

4. まとめ

まだまだ、きれいな持ち方には程遠いですが、とにかく繰り返しあるのみ。魚をキレイに食べられるようになりたいのがささやかな夢です(笑)

改めてお箸の持ち方を学ぶと、
キレイに持つということは一種の礼儀でもあると感じました。
せっかくの美味しい食事中に
「ん?この子のお箸の持ち方変わってるな」と相手の意識を奪ってしまうからです。

そう思うと、今まで私と食事をしてくださった方に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
(なんてたって、私、社長と会食したこともあります。
今思うと無礼な振舞をしていなかったか、恥ずかしい…)

でも何歳でも遅くない!気づいた今日がスタートの日!で何事も取り組んでいきたいなと思った経験でした。



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