実質も無利子ではない日本政策金融公庫の融資。
新型コロナウィルスの影響で困っている企業を助けるとして、大きく報道された、実質無利子の融資。貸すの?援助じゃなくて?という議論はさておき、この実質無利子とはどういったカラクリなのか調べてみた。
実質無利子の正体
カラクリもなにも、利子分はお返ししますよと言うこと。利子補給というらしい。これだけならば、先出しでお金が出ていくだけで、なるほど実質無利子だ。となる。が、そうならない。
なんと、この利子補給、借入後当初3年となっている。
という事は3年で返し終わる場合には実質無利子。それ以降はちゃんと利子付けて返してね。そんな制度だ。こんなタイミングでも商売かと呆れる。
実際の融資はどんな感じか
当たり前だが審査があるが、今までよりは緩くなっているらしい。マル経融資などで借入している人は、借り換えも可能。据置期間が5年までいけるので、当面の資金繰りにはよさそうだ。
ただし、当然だが無限に貸し出してくれるワケではなく、これまでの売上規模に応じて融資額が決定するようだ。こんなタイミングでもお金を借りるのは中々厳しいですね。
また、現状では申込みから3週間程度かかる模様。土日も相談窓口を開けているがおっつかない状況だそうで。
とにかく
小規模事業者のみなさん!今は耐えましょう。キャッシュを持っていましょう!借りれるものは借りましょう。
注意:筆者は日本政策金融公庫の関係者でもなんでもありませんので、上記記事に関する問い合わせ等はうけられません。
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