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職場近くで子供を預ける生活を2年間やってみた&その後の生活の話

この投稿は、子育てエンジニア Advent Calendar 2020の12/4用に書いたものです。


昨年のアドベントカレンダーで「職場近くで子供を預ける生活を1年9ヶ月やってみた話」という投稿をしました。この生活の前提になっている環境面などはこちらで書いているので割愛します。

本投稿ではその生活の後日談(2019年12月〜2020年3月)と、娘が小学生になってからの生活(2020年4月〜)を振り返ってみたいと思います。

職場近くで子供を預ける生活の後日談(2019年12月〜2020年3月)

前回の投稿が2019年12月でしたので、まだ子供を預ける生活が3ヶ月ちょっと残っていました。

2019年中はまだCOVID-19がどのように生活に影響を及ぼすのかわからない状態でしたが、年が明けて2020年からは一気に状況が変わり、私の所属する会社としては1月の下旬ころから在宅勤務を推奨というスタンスになりました。

ここで、私のとれる選択肢は大きく2つで、

1.これまで通りに通勤&通園、送り迎えをやる。ただし、交通機関の利用において混雑は避ける
2.仕事を在宅勤務に切り替える。娘は登園させない

私の仕事上はどちらも可能な状態でしたが、娘の希望もあり、1のこれまで通りの生活を続ける形をとりました。

通勤&通園にはバスと電車を使っていたので、移動中はマスク着用。交通の遅れなどで混雑が見込まれた場合は奥の手として妻にお願いして車で送ってもらうようにしていました。この頃はまだテレワークに踏み切る企業はそこまで多くはなく、通勤、通学客も平常通りでしたからね。

そんな時期も経て何とか2年間の送り迎え生活を完遂。ただ、同時に自分は在宅勤務にシフトしているので、娘と接する時間はそれまでとあまり変わらず寂しくなることもありませんでした。

娘が小学生になってからの生活(2020年4〜)

3月末の時点での杉並区及び小学校の判断は

・4/6の入学式は実施
・以降は分散登校&時短で授業を実施

と、なっていたのですが、4/6の緊急事態宣言(4/7~5/6は外出自粛要請)によって、

・入学式以降、5/6まで区立学校は臨時休業の措置

と変更になってしまいました。うちはたまたま4/6が入学式だったので実施できましたが、同じ学区内の小学校と中学校は父兄の参加を考慮して別日にしていることがほとんどなので、以降の日程で予定していた学校の入学式は軒並み延期に。6月などにやっと実施したというところも多かったようです。

その後、4月いっぱいは学校のホームページからダウンロードできる教材を使っての自主学習。5月からは学校配布の教材を使っての家庭学習となったのですが、まだ入学式でしか学校に行ったことがなく”普通の学校生活”を知らない娘が教材だけ渡されてこなせるはずもなく、しばらくは私か妻がついての対応が必要で、この時期が一番仕事との両立に苦労したと思います。

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5月の家庭学習カリキュラムはこんな感じ。家で学校をやるのとほとんど同じでした。

6月に入ってからは分散登校の時期を経て通常登校となりやっとひと安心。以降は月に2回ほど土曜授業を実施したり、夏休みは短縮したりで4〜5月の分を徐々に巻き返しています。

まとめ

コロナ禍においては「こういう予定だった」「こうなると思っていた」ことがほぼそのとおりにならなかったので、良く言えばその場その場での瞬発力で、悪く言えば場当たり的に乗り切った感があります。

園への送り迎えをしていた頃は、とれる選択肢が多かったことでうまく家族の生活に合ったものを選んでいける感じだったのですが、強いて共通点を挙げると「フットワークは軽く」という考え方でしょうか。変に「こうじゃなきゃいけない」「こうするべき」に固執しなかったのが結果的に良かったんだと思います。

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