帯全体

まず写真をご覧ください。ちょっとある点がうまくいきました。

え? わからない?

上の部分と下の部分の絵柄が合ったのです。これはちょっと気分いいです。

あ、誤解されたくないので言っておきますが、合わなくても全然大丈夫です。ハードルあげるつもりは無いですよ。気分がいい、と書く時点でいかに普段合わせてないか、合わないか、ということの裏返しにもなると思います。自分で着付けたり、焦りなどの気分や、久々にこの帯締める〜、とかいろいろあるので、毎回上手くはいきません。

また、帯によっては合わないものもあると思います。成功例だけだと伝わらないと思うので成功例と、ノーマルとを比べましょう。

違う帯での成功例

合ってるのわかります〜?
では、あくまで失敗ではなく(笑)、ノーマルの時。

これでわかりやすいと思います。同じ柄が繰り返してますね。右上の大きな花の部分の位置を比較すると、ほんの4〜5cmだと思います。それでこの差がうまれるってことはもう“しゃーない”んです。ま、いっかです。ホント。

だからこそ、たまに上手くいくと気分がいいんですよね。
皆さんも、外出する時に髪型が上手くいくと気分よくないですか?
それに似ていると思います。今日の自分に自信が持てる!
自分に自信が持てるだけであって、他の方をそういう目で見てはいけないと思います。でも人が上手くいってる時はつい「凄いですね」と声かけちゃいます。だって嬉しいのわかるから。一日楽しいもん。

ではこの帯はどんな風になっているかを見てみましょう。

こうなってます。同じ柄が繰り返されてますね。

コンデジの電池切れでスマホで撮ったのでちょっとピンぼけですが、こんなイメージで折り畳んでいます。なんで柄があうのか、またなんで柄がズレるかお分かりでしょうか?(動画だとよくわかるのでしょうけど)

私は上手くいった時に正面から写真を撮り、お腹の中心にどの柄が出ればいいかの目安にしています。お太鼓と呼ばれる■の部分の大きさは締める度にそこまで変わることはないので、前の柄が同じくらいになってればもうしめたもの!な訳です。でもまぁ当然、前にもいい柄が出るように作られています。
でも解っててもズレちゃうときあるのよね〜。ま、そんな着物あるある話でした〜。

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