2023年版ハラスメント辞典

【アルハラ】アルコール・ハラスメントの略。

表立ってアルコール提供をしている飲食店へのハラスメントの意。
かつては飲酒の強要を指していたアルハラであったが、国内コロナ感染者が爆発的に増えた2022年末頃からは、再熱した自粛警察によるアルコール提供店への糾弾・弾圧を指している。



【ソフハラ】ソフトドリンク・ハラスメントの略。

会社の飲みの場などで目下の者にソフトドリンクを飲む強要するハラスメントの意。
糖質制限ダイエットブームをしている男性女性部下を気遣えない上司に対して使われ、昨年の流行語にもなった。



【エビハラ】エビデンス・ハラスメントの略。

ビジネス用語の使用を強要するハラスメントの意。
2018年頃から増え始めたビジネス用語であるが、今年発売の『カタカナ英語でもプレゼンが強くなる! ビジネス用語辞典』によると現在確認されているビジネス用語は3兆語に上る。



【ティクハラ】tiktok・ハラスメントの略。

他者の素性を知らぬまま見下す発言をするハラスメントの意。
かつてtiktok、その以前はYouTubeを見下していたテレビ業界が、手のひらを返すように便乗を始めた有り様を揶揄して作られた言葉である。



【ジュジュハラ】呪術廻戦・ハラスメント

世界的に流行しているコミック作品『呪術廻戦』を見ていない事に対するハラスメントの意。
2021年春頃に2週間ほど流行した【キメハラ】に続く言葉。作者の意向により人気絶頂の中で連載終了した『鬼滅の刃』に続く世界的人気コンテンツを作ろうとした集英社の営業により(諸説あり)、世界的人気コンテンツとなった『呪術廻戦』は現在41巻が発売中。



【イーハラ】e-Sports・ハラスメントの略。

ゲームを楽しんでいる者に対し、プロにならないなら時間と金の無駄であると叱責するハラスメントの意。
近代ではゲーマーのプロ化が進んでいるが、一方でイーハラが社会問題になっている。イーハラに対して過激反対意見も多くなっており、一昨年放送されたe-Sports専門学校のCMにおける「草ゲームは止めて誇りにしよう」という発言をきっかけに過激反対派は爆発的に数を増やした。
思想派閥の衝突による騒動も問題になり、「金の呪縛を解く時。ゲーム解放宣言」というスローガンを掲げた超過激派武装集団による「高校生e-Sports大会立てこもり事件」は記憶に新しい。



【エフハラ】fps・ハラスメントの略。

映像通信において低解像度映像を使用する者へ対して、回線環境を改善するように強要するハラスメントの意。
社内会議のzoom使用が一般化された昨今より使われるようになった。まるで紙芝居のようなカクカク映像で通信をする、ケーブルテレビ回線無線LAN使用者に対して差別用語で使われる「1fps」は昨年の流行語になった。



【ハラハラ】ハラスメント・ハラスメントの略。

他者に忠告をする様子を何にでもハラスメントに例え糾弾するハラスメントの意。
若年層のサラリーマン間では新たに、他者に依頼・忠告をする様子を何にでもハラスメントに例え糾弾するハラスメントを糾弾するハラスメントとして【ハラハラハラ】という言葉も流行している。





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