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サブスクで聴けるGANGSTA RAP⑦現代のGANGSTA RAPを創るプロデューサーたち。#1 Cardo【Cardo Got Wings】編

フリスコくん


こんにちは。毎回サブスクで聴ける90年代のGANGSTA RAPをメインに何度か投稿してきましたが、今回は前からまとめてみたかった2021年現在のアメリカで精力的に作品をリリースしている新世代のプロデューサー達にスポットを当ててみたいと思います。

※リンクはYouTube Musicになっています。





① Cardo【Cardo Got Wings】

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ここ日本でも近年着実に知名度を上げているのが現在のUSヒップホップシーンTOPプロデューサーの1人【Cardo】です。彼は1984年にミネソタ州のセントポールで生まれてそこからテキサス州のダラスへ移動してそこで本格的な活動をスタートさせたようです。

2010年に【MacMiller】の曲をプロデュースしたのを皮切りに【Wiz Khalifa】率いるテイラー・ギャングにプロデューサーとして参加していたようで【Wiz Khalifa】のミックステープ【Kush & OJ】にもクレジットされています。その後に【Snoop Dogg & Wiz Khalifa】が出演したMac＆ Devin Go To High School（マック&デヴィンの"ハイ"スクール生活）のサントラで2曲プロデュースを手掛けています。


◆Snoop Dogg & Wiz Khalifa

「World Class」



◆Snoop Dogg & Wiz Khalifa 

「That Good」




その後は

◆Travis Scott ft. Kendrick Lamar「Goosebumps」 




◆Migos -「 Deadz Feat. 2 Chainz」



◆Drake-「God's Plan」


と2010年代後半のTOPラッパー達のビッグヒット曲を数々手掛けて一躍知名度も上昇します。

■そんなUSヒップホップシーンの最前線で活躍する彼ですがビッグヒットを連発する傍ら自分のルーツでもある90年代のGANGSTA RAPサウンドに影響を受けたプロダクションも並行して手掛けています。その彼のプロダクションが一躍世に知れ渡ったのがデトロイト出身のラッパー【Payroll Giovanni】と共同でリリースした【Big Bossin, Vol. 1】です。



◆Payroll Giovanni & Cardo Got Wings

「Big Bossin Volume 1」



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【Payroll Giovanni & Cardo】


■2016年にリリースされたこのアルバムはCardoのルーツである90年代のG-funkサウンドを現代版にアップデートした正に新時代のGANGSTA RAPを象徴するアルバムだと思います。


オススメトラック！


◆アルバムタイトル曲のSmooth G-funk

③ 【Big Bossing】





◆名曲【Sugar Free】を使ったメロウトラック

⑤【Sucka Free】




◆本作個人的1番オススメなハイライトトラック　

⑥【Brainstormin】



■翌年にボツになったトラックで構成した編集盤【Big Bossin Vol.1.5】をリリース




そして2018年に【Big Bossin Vol.2.0】を発表


■こちらのVol.2.0には【E-40】【Jeezy】【Yhung T.O.】など新旧の実力派ラッパー達も参加した前作よりもより洗練されたG-funkサウンドが展開されています。



オススメトラック！


◆アルバム冒頭のロングビーチ風レイドバックチューン

①【Rapped My Way】




◆【Jeezy】参加のSmooth G-funk


⑦【Dopeman Dreams】




◆Payrollが所属している【DoughboyzCashout】によるポッセカット

⑯【BYLUG Outro】





■そして今年2021年待望の第３作目【Another Day Another Dollar】をリリースしました。


■こちらも過去2作品と違うアプローチながら素晴らしい内容のGANGSTA RAPとなっています。


オススメトラック！



◆アルバム冒頭の哀愁メロウ

①【Previously】




◆特徴的なシンセ音が耳に残る

④【Always Hustling】




◆【Larry June】参加のハイライトトラック


⑤【Mob $hit】






■そして昨年2020年にはサンフランシスコのラッパー【Larry June】との共作アルバム【Cruise Usa】をリリース。　



オススメトラック！


◆クルージングトラック

②【Highway 5 Chronicles】




◆【Black C】が参加した

③【Meet Me in Frisco】




◆リラクゼーションメロウトラック

④【Rolex Truffles】







2021年には2作目の【Into The Late Night】をリリース。




オススメトラック！



◆アルバム1曲目（個人的に1番オススメトラック）


①【Gas Station Run】





◆ミッドナイトメロウトラック


④【Friday Activities】





◆サックスの音が、心地いいモダンメロウ




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【Larry June & Cardo】




■2020年には上記のプロジェクトのメンバーを加えたCardo名義の作品でもある【Game Related】もリリースしています。




オススメトラック！


◆【Larry June】と【Payroll】がどちらも参加したGANGSTAシット！

②【Stats】





◆【Doughboyz Cashout】所属の【HBK Kid】が参加したGシット

③【See You Hating】






◆SmoothなG-funk

⑧【Do Better】







■2017年には日本でも人気のある【Jay Worthy】と 【G Perico】とのユニット【G Worthy】としても作品をリリースしています。


こちらの作品でCardoを認知した方も多いと思います。



オススメトラック！


◆冒頭から王道G-funk！

①【Foolish】





◆【The Controllers – Stay】使いのメロウトラック！

②【Ain't Trippin】






◆ラッパーの【Poly$ter The Saint】とトークボクサーの【Diamond Ortiz】が参加した。

④【Never Miss】



など非常にバラエティに富んだ作品をリリースし続けるC ardoをこれからも追いかけて行きたいです。

最後に【cardo】のプロデュースした曲から個人的に作ったプレイリストを貼っておきますのでどうぞ聴いてください。









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