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父親目線で子供とのお出かけスポットを分析してみた .08 房総のむら

末広がり8番目のスポットはこちら『房総のむら』だ。千葉県は成田の方にあるここは江戸時代後期の民間、武家屋敷を再現しながら自らを体験型博物館とうたっている。はっきり言おう、かなりの当たりだ

まずはステータス

房総のむら

所要時間 4時間程度

走攻守そろった山田哲人みたいなステータスの仕上がり。この手の公共の博物館や入場料の安い施設って2度目はないかなーって感想を抱いてしまう所も正直少なくない。ただここはまた来たいねと息子と娘、そして僕が帰り道に口を揃えて話をしたほどに魅力的な場所だった

細かく中身を見ていこう。

◆アクセス 4
成田ICから30分かからないくらいで道も混まずストレスなくたどり着ける。駐車場もそこそこ広く止めらんないなんてことはないだろう。ただ成田ICの手前の酒々井PAだっけかな? 休憩がてらのランチメニューはやや乏しいので気をつけてくれ。

江戸時代の町並みかが再現されている

◆アクティブ 5
体験型博物館という名にふさわしくアクティブ面は満点だ! 体験内容をざっくり言うと、昔ながらの方々で物作りや仕事をしようってかんじ。
今回子供達に体験させられたのは和紙作りと畳細工。驚くことにそれぞれ200円とかで体験できる、破格だ。

和紙作り最中の息子と娘

和紙作りで触る水の冷たさ、普段雑に使っている紙の作る工程数の多さ、やってみないとわからない。
体験は当日予約と事前予約がある。事前予約が電話のみの受付となっているのが唯一のイライラポイント。僕らは当日予約のみだったが、多分事前予約の方がイベント的にはでかいんだろう。次回リベンジだ。

◆学び 4
先に書いたアクティブのほかにも学びがたくさん。江戸時代の農家や武家屋敷、商店が立ち並んでいる。その時代の道具や商品を実際に触ったり建物の中にあがることが出来る。ボランティアのおじちゃんおばちゃんもたくさんいてちょっとうざいくらいに色々と説明してくれる。

でかい農家の二階にも上がれちゃう

◆父も楽しい、休憩可 4
江戸時代の町並みができあがってて雰囲気含めでもタイムスリップした気になれる。子供が目を光らせて体験に没頭する姿を見られるのは父親冥利に尽きるだろう。
また昔ながらの遊び道具も色々とさわれる、コマや竹馬、メンコとかそういう類いね。こち亀世代(全人類そうか…)の僕はこの手の遊びの大抵に手を出しており、手の平の上でコマを回したりお手玉ならぬジャグリングを披露して周りの人からオーっと声を上げさせるほどの腕前を見せた。注目を浴びるっていいよね。
茶屋なんかもあってお茶や団子を頂ける。敷地も広くかなり歩くのでそこで一息ついてほしい。

こんな感じで江戸時代を肌で感じられる

◆コスパ 5
ここは全てが安い。入場料は大人300円で子供は無料。体験も数百円で茶や菓子も高くて300円程度、ランチメニューも1000円いかないで手打ちのそばが食べられる。施設をより良くするためにももう少しとってもいいんじゃないのかなーと思うくらいだ。

以上が『房総のむら』の紹介だ。
夏休みの自由研究の題材はここで遊べば一年じゃ扱いきれない位に出てくるだろう。手を動かし学び遊ぶ。そんな経験を是非子供にさせてあげるとともに我々父親も楽しんでほしい。ほぼ外で過ごすので春のここは最高に過ごしやすい場所になこと間違いなし。お薦めです。

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