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老後のライフ&ワークバランス

 今回の妄想紙では、先月のツイートではなく夏休みの課題図書「フリーエージェント社会の到来」から気になった1フレーズに対して記事を書く。正直分厚い本を前に、読むことに必死になってしまっていて、いざ記事を書こうとすると気になった1フレーズどころか感情が揺らいだ場面があまり浮かばなかった。ただ、本を閉じても思い出せる場面が1つだけあった。それがこの本で紹介されるフリーエージェントの一人、ベティさんのお話である。


@老後に対する考えの変化

 ベティさんは68歳にして高齢者向けのポータルサイトを作り、運営している。彼女自身がサイトを利用している際に不便に感じたことを解消することからこのビジネスは始まった。
 記事の構想をしている初め、私はベティさんが「老後まで働く」ということが自分の仕事観では例外であったから印象に残ったのだと思った。しかし、その線で記事を書こうとしてもなんとなく腑に落ちなかった。なぜなら、私の中で徐々に働くことに対する考え方が変わっていたからだった。
 
 以前であれば確かに私にとって老後に働くことは例外であり驚くことであったが、ゼミや授業で身近なフリーエージェントのお話を聞くにつれ「自由な働き方」を知り、選択肢の1つにまで変わっていた。仕事は生活をするための手段だけでなく、「自分の好きなコト、やりたいコト」を叶えることもできるのだと知ったのだ。

 そこで改めて印象に残った理由を考えると、『いくつになってもやりたいことを主体的に行っている』ことに憧れを抱いたからだと思った。


@私の老後

 あなたが思い描く自身の老後の姿は、どんな様子だろうか。
 私は、自分の人生において「今を楽しむ」ことを大切にしたいと考えている。だから、老後に関しても実際に老いたときにやりたいと思っていることをしながら楽しく暮らしていたらいいなと思う。以前までは、そのやりたいことは旅行に行くことや趣味を見つけることといった自分が満足することになると思っていた。けれど、今回ベティさんの老後の働きを知り、年を重ねても誰かの役に立つこと、つまり他者への貢献を自分のやりたいことの一つにしていたらいいなと感じた。

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