見出し画像

negativeの取扱い(DVを耐えてきたことについて考える日々)

不快でしかない言動を
ユーモアで脳内変換し、

心に生じた濁りと淀みを
高速で希釈し、

激しく刺すような痛みを
瞬間冷却して無感覚にし、

数多の不条理やviolence、
あ、harassmentを
まるで
なかったことにするまでが
ハイスピード。

という私のスペックは
幼い子供をかかえる日々には
なくてはならないものだった。

その度ごとに苦しんでいたら
早晩倒れ起き上がれず、
宝物である小さな手を
離してしまうかも知れなかったから。

それでも。
果たして
私の人生に是であるか否であるかを
つらつら考えては
自責や後悔や虚無に覆われそうになる。


どうして相手に言えなかったの?なぜもっと早く周りに助けを求めなかったの?どうして、どうして、なぜ?


不思議がられ、責められるも、
それがDVであり、それが洗脳であると説明できる言葉もなく

ただひたすら
頭を垂れ
謝罪めいた言葉を絞り出すしかない。

人生のリスタート中。頂いたサポートは新しい人生の再構築とnote執筆のために有意義に使わせていただきます。