見出し画像

たった、11文字を伝えるのがすごく怖かった。

Twitterはたまに見るだけになり、
Facebookはほぼメッセージを返すだけ。
Instagramに至っては開かなくなり、
Lineでさえも返すのが億劫になった。

みんなのTLを彩る「日常」から目を背けたかった。
社会とつながる、誰かとつながるのが怖いって生まれて初めて思いました。

「実は、転職してました。」

昨年10月末に退職して、今は別の会社で働いています。
このことを、SNS上で公開するのはすごい躊躇いました。
いや、周りに普通に伝えることでさえ、戸惑いがありました。

実際、こうして公開する前に知っていたのは、両手に収まるくらいのごく僅かな人だけだと思います。でも、いつかは伝えないといけないなら新年度になった今しかないのかなと思って、すごくビクビクしながらキーボードを叩いています。

辞めた理由は、仕事に誠心誠意向き合いきれなかったこと、かな。
もちろん一生懸命やっていたのだけど、気がつけば気持ちのベクトルが明後日の方向に行ってしまっていた。
その自身の状況とタイミングが一致してしまい、辞めてしまいました。。

営業、インサイドセールス、ライターと短い期間ながらも色々な業務に携わらせてもらいました。(成果は全然残せず、迷惑しかかけていないのだけど。)
社長、マネージャー、先輩、同期、インターン、みんないい人しかいなかったし、インターン時代含め、1年お世話になって、学んだ様々なことが血肉になっていると今になって実感しています。個人としては、本当に感謝しかないです。体裁よくするためのお世辞ではなく、本当に。

—-

今は、新宿御苑にあるイベント会社で12月から働いています。
社員になったのは2月からで、入社早々コロナの煽りをモロに受けていますが。

それでも、2ヶ月経過してようやく会社にも、仕事にも馴染めてきたなっていう状態です。

—-

いつかは転職するんだろうなと思って、入社したけど、まさかこんなに早くなるとは僕自身想像だにしていなかった。
たった7ヶ月で会社を辞めたこと自体をキレイゴトにするつもりはさらさら無く、ちゃんとその事実に向き合おう、周りに伝えようと思っていたけれど、その伝える勇気がずっと沸いてこなかった。

近況を話したくなかったから、友達とのご飯や興味があるイベントなんかにも極力参加しなかった、いやできなかった。
当然、国内のどこにも足を運べなかった。むしろ足がすくんでしまった。

そんな中、11月以降、4月になるまでに対面で会っていたけど、
「しれっとごまかしてしまった」皆さん、本当にごめんなさい。

—-

また会社に所属したことで、社会性を少しずつ取り戻してきました。
大人数の飲み会とか集まりは、以前にもまして息が詰まりそうになるので、今すぐは行けないけど、少人数でのご飯なら大丈夫になったと思います。

コロナが収まり、自由にまちを出歩けるようになったら、ご飯に行って頂けますと嬉しいです。

まだまだ未熟で、皆さんの手を煩わせてばかりいる弱き人間ですが、温かく見守って頂けますよう、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

2020/04/02  伊藤毅 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?