二週間でNEXT4枚獲得2ブロック対応のクローシスミッツァイル解説
初めまして横浜で活動している いとしょ
『@itosyo_』です。
今記事は11月13日から制作を初め少人数のプレイヤーにCSで使用して貰い高いアベレージを叩き出すことに成功した、今までの環境にはいなかったであろうミッツァイルの新しい可能性。
【クローシスミッツァイル】の解説記事です。
本デッキは2ブロックCSでも殿堂の構築からチューニングなしでベスト8に入賞できているのでエリア戦でも十分通用するであろうと思います。
週末前には書き終わるよう24日(日曜日)ごろから執筆を開始しましたが思ったより時間が掛かってしまいこれ以上懇切丁寧に書いていてはエリア戦に間に合わないなんて事になり、それでは本末転倒。
出勤前、休憩中、退勤後、寝る間を惜しんで持てる時間すべてを使い執筆に集中しましたが全てを詳細に記述することは時間的に限界がきました。
今記事は情報の鮮度を優先し急いで執筆したので分かりにくい表現などがある事をお許しください。
記事を販売してからも構築の改善がある度、記述を続けるつもりでいますが購入者の方のみTwitterのダイレクトメッセージにて質問を受け付けていますのでご連絡いただければ誠心誠意、質問に答えていこうと思いますのでお気軽にご連絡いただければと思います。
17000文字が有料記事において多いのか少ないのかいまいち分かりませんがこの記事を購入してくれたプレイヤーが一勝でも多く勝利に繋がるよう執筆したつもりです。
おまけで最後に同時に調整していた【横浜式シータミッツァイル】も載せておきます。
それでは早速【クローシスミッツァイル】のその日のシェア人数と大会結果から始めます。
この結果を見てこのデッキのアベレージを感じ取ってもらえればと思います。
大会結果とシェア人数
11月16日 シェア一人
・第54回YDM杯 優勝
@hyt_RRR るるる
11月17日 シェア二人
・第44回アニチュCS ベスト16
@hyt_RRR るるる @Maruha_van_6370 かわの
11月23日 シェア6人
・第45回アニチュCS
優勝
@itosyo いとしょ @Maruha_van_6370 かわの @haru36768698 haru.k
ベスト8
@iceeed_do どぅー
ベスト16
@hyt_RRR るるる
11月24日 シェア1人
・フォルバルトCS 2ブロック ベスト8
@haru36768698 haru.k
制作経緯
まずはデッキ作成の経緯から初めます。
デッキの内容の話ではないので手っ取り早くリストが知りたい、カードの解説が見たいなんて方は有料部分まで飛ばしてもらって問題はないと思います。
3週間ほど前から【ドロマーハンデス】【青黒ハンデス】などの一般的に【ハンデス】と呼ばれるアーキタイプのデッキが結果を残し始めました。
環境トップとも言われている大多数のシェア数を誇る【赤青ジョーカーズミッツァイル】【シータミッツァイル】この2トップに有利をとれる点を高く評価されているようで大会での勝利報告は日に日に増えていきました。
【赤青ジョーカーズミッツァイル】【シータミッツァイル】ともにゲーム勝利達成の大多数がミッツァイルを着地、マナドライブを達成した強力なGRクリーチャーを展開して大量のアドバンテージを獲得、《本日のラッキーナンバー》や《ジョジョジョマキシマム》など強力なフィニッシュ性能を持つカードで相手のデッキを封殺して勝利をもぎ取る強力なデッキタイプです。
ですが上記のデッキはあくまで『場にクリーチャーを複数展開』+『ミッツァイルを手札に取り入れる』ことが不可欠な複数のカードを組み合わせて勝利条件を達成するコンボデッキに近しいと考えています。
これがハンデスにとって都合のいい状況だったといえるでしょう。
ハンデスは基本《ゴーストタッチ》のような本来1=1交換にしかなりえないカードを二回三回と繰り返しプレイすることでコンボデッキが複数のカードを組み合わせて強力なパワーを発揮するはずだったカードを機能不全に陥らせて、計画的に事故を引き起こさせます。
そんなコンボデッキが環境上位に多く存在している環境は正に手札を破壊するという【ハンデス】のデッキプランが存分に機能する環境とも言えます。
さらに言えば《本日のラッキーナンバー》が蔓延しているのも【ハンデス】というアーキタイプの勝利に大きく貢献しているでしょう。
深くは有料記事部分で触れますが《本日のラッキーナンバー》を使われる側・使う側どちらに回っても【ハンデス】デッキ以上に上手く《本日のラッキーナンバー》を扱えるデッキは存在しないでしょう。
そして僕自身、現環境には【ハンデス】が有効であると考えCSに持ち込む可能性を検討し調整を始めました。
そこで得たハンデスに対する認識
まず一番に思ったのは『《Waveウェイブ》に頼り切った構築』でしょうか。
【ハンデス】とはテンポを重んじるデッキです。
テンポよくハンデスカードを繰り返し計画的に事故を引き起こさせる。
結果得られる相手の無駄なターン・ゲームの重要度の低いターンとも言えるアドバンテージを生かしてデッキパワーの低さを補いながら戦います。
ですが現在の【ハンデス】は環境のデッキのインフレ化についていけず相手の無駄なターンを生かせていないと感じました。
どれだけ相手の手札を崩し事故を引き起こさせても手に入れたターンを有効に使いゲームを決着させることができなければ特殊な状況でもなければ毎ターンカードを一枚ドローできるわけですから簡単に状況を打破されてしまいます。
よく【ハンデス】を使っているプレイヤーが『上から解決されたー』なんて言ってることを見かけることも少なくないです。
ですがこういった状況で有効札を引かれて負けたのは運ではなくフィニッシャーの少ないハンデスというデッキタイプの抱える欠陥だと考えています。
その中でハンデス側がそんな状況に陥らず自分の動きを伸ばしつつ相手への妨害も行い毎ターンアドバンテージを生み続けるフィニッシャーとも言えるカードが存在します。
それこそが《Waveウェイブ》です。
このカードを毎試合引けるのであれば自分自身【ハンデス】を使っていたかもしれませんが《waveウェイブ》にアクセスできない試合は運ゲーともとれる相手に猶予を与えてしまう状況に陥ります。
色々検討しましたが現在の青黒や青黒白のカラーリングではこの問題を解決することは難しくこの欠陥は改善できないと考え辿り着いたのが【クローシスミッツァイル】です。
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