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新弾直前 狂乱ヴァンパイア解説(復習記事)


始めに

前環境から長らく環境上位に鎮座している狂乱ヴァンパイア。
なぜ今更ながら狂乱について解説記事など書いているのかというと、理由は2つ。
1つは、新弾ミスタルシアの英雄がリリースされるが、来期においても狂乱ヴァンパイアのリストからスタン落ちするカードがなく次弾もある程度の活躍が期待できるため。
もう一つは、自分の言語化の練習のため…自己満です。
競技ガチ勢の方は、この記事から得られることはないと思うでスキップ推奨。
初心者の方や、まだ狂乱ヴァンパイを触ったことがない人向けの内容になるのでその点はご了承下さい。


デッキ構築

JCGや大会などで良くみられる構築

一般的な狂乱ヴァンパイアのリスト


どのデッキにも3積されているカードたち

確定枠


次は、人によって採用枚数が変わるカードたち
この中でも今一番ホットなカードは魅惑の協奏曲ですね。
RSPT本選のデッキリストが公開されました。
LVSのEra53選手とRikka選手の二人が魅惑の協奏曲を3積しています。採用枚数を増やした理由については次の項「各カードの役割・コンボ」で考えたいです。

自由枠


各カードの役割・コンボ


 ヴァンピィちゃんはさいきょーですし!

紅き血の女王・ヴァンピィ

言わずもがな最強のカード
狂乱状態にあれば、4コストで7打点のダメージを相手リーダーに与えることが出来る。
7点という基礎打点は覚えておかないといけない


ヴァンピィちゃんとセットで使うことで3点のダメージが追加される
(ヴァンピィ+邪悪への変貌)5コストで10打点



序盤に関していうと、2ターン目に置くか、3ターン目に置くかで役割が少し異なってくる。
2ターン目に置くと2自傷を稼ぎながら2体の守護フォロワーを展開できる
3ターン目に置くと、4ターン目に狂乱状態に入ってリーダーが回復することができるようになる。
手札と対面の状況から2tか3t、どちらに置くか考える必要がある。

2ターン目にクイーンキャッスルを置いて、3ターン目に副総長を守護裏に隠す動きが非常に強力。ウィッチ対面などには簡単に取られてしまうが、ドラゴン、ロイヤルなどに対しては有効に働くケースが多い。
残れば非常に強いアドバンテージを得られるが、取られた場合のリスクも大きい。リスクリターンを考えて出す必要がある。

中盤以降は、相手が大ダメージを与えてくる前のターンにクイーンキャッスルを置いておくのも非常に有用。ディスカードドラゴン対面ではリュミオール前、葬送ネクロ対面ではミロエル前のターンにキャッスルを置くことで、体力水準を高く保てる。



AOA環境に入ってハーモニックウルフというドローソースが追加されて、採用枚数が明確に落ちたカード。
このカードの役割は基本的に4ターン目にあるが、先行か後攻かで使い方が少し変わってくる。
まず先行4ターン目の場合、ターン終了時に狂乱状態に入って盤面を強くするのが理想。さらに3ターン目にクイーンキャッスルを置いておけば、4/4と2/2のフォレストバットが3体並ぶ盤面になるのでかなり強力。
一方後攻4ターン目の場合は、ターン開始時の自傷回数によって盤面形成が異なってくる。クイーンキャッスルを回復に使うのか、盤面形成に使うのか、どういうプランにするのかによって3ターン目までの自傷回数のコントロールも必要になってくる。

あとおまけで、6PP使って ヴァンピィ(進化)+ヴァイトといった使い方もある。ハンドを補充しながら、ヴァンピを場に出すことが出来る。
リソースの乏しいEAA環境ならたまに使うことがあったが、今の環境ではほとんど見ることがなくなった。



0コストのデーモンディーバを手札に抱えることが出来るぶっ壊れカード。
そのパワーは折り紙付き。反面、コストの重さと手札が増えすぎてしまうというデメリットがある。
環境初期は3枚採用する構築もあったが、手札管理の観点から2枚採用の構築が主流になった…のだが、ここに来て、レバンガ札幌のプロ選手二人が3枚採用のデッキ構築でプロツアー本選に臨んでいる。
採用枚数を増やした理由は、ディスカードドラゴンのノールブランの処理、マナリアやアミュレットビショップに対してワンキルしやすくする、葬送対面に対して回復力を高めてカウンターにリーサルを取る、などの理由がぱっと思いついたが、実際にどんな活躍をしてくれるのか今から楽しみだ。

デーモンディーバと相性のいいカードとして威圧の防衛隊長があげられる
防衛隊長とデーモンディーバをセットでプレイすると、ライフを5点回復することができるので、コンシードプランを目指すときなどにも活躍する。



アクセラ良し、本体良しのスーパーカード。
アクセラは2自傷2回復で実質的にダメージを食らわずに自傷カウントを稼げる。
威圧の防衛隊長とセットで使うことで、回復することもできる。
5コスの本体は守護を並べることが出来るので、マガチヨエルフや指揮官ロイヤル、チェスウィッチ、ヒーローロイヤルなどのリーサルを遅らせることが出来て非常に優秀!
なので対面によってはエンハンスで使わずに温存して置いたり、中盤あたりに引くためにマリガンで返しておくプレイも選択肢に入ってくる。
ティップスとして、眷属への贈り物をハンドに抱えておけば盤面ロックを解除できる。



最後のカード紹介はこちら。
人狼の女王・ルーナ 7コスエンハンスで使うことがメインになるが、状況によっては4tにプレイすることもある。

ルーナの打点・ルーナ算について
※簡略化するため、相手リーダーに与えるダメージのみ計算。ルーナの攻撃対象はあると仮定
ルーナ(リーダーに2ダメージ)
リベルテ(他のフォロワー進化時、リーダーに1ダメージ)
サーベイジウルフ(疾走)

7コスエンハンスのみ 2(ルーナ)+2(2体進化)+4(疾走)=8点(基礎打点)
7コスエンハンス+眷属の贈り物 2+1(眷属)+3(3体進化)+4=10打点
基本の8打点に加えて、進化するフォロワーが一体増えたら1点増えると覚えている。

おまけ 見逃しやすいリーサルパターン
9ppでガロダート+ルーナ進化で15点
(下の画像は8ppで眷属の贈り物を絡めているので16点)
ガロ11点
2体進化2点
ルーナ2点

おまけ


みんな大好き打点表

5pp ヴァンピィ+邪悪への変貌=10
6pp 副総長(進化)+ガロダート+眷属への贈り物=12
6pp ヴァンピィ+眷属への贈り物×2+ガロダート=20
6pp 0コスディーヴァ+ヴァンピィ+ガロダート=17
6pp 0コスディーヴァ+ヴァンピィ+ガロダート+眷属への贈物=20
7pp 0コスディーヴァ+ヴァンピィ+ガロダート+邪悪への変貌=20
8pp 2自傷 + ガロダート×2 = 22

 ガロダート+ヴァンピの時、
邪悪への変貌、贈り物、ヴァンピィ ディーヴァ
上記のカードは1枚につき3打点と考えれると計算が簡単です。

ここまで見てくださってありがとうございます!
マリガンや対面別のプレイングも書こうと思ったのですが、ここで力尽きました…(記事を書くのって大変!)
新弾始まって、狂乱ヴァンパイア君がまだまだ現役で、なおかつ一人にでも需要があるのなら加筆しようと思います。
駄文を書き連ねてしまい申し訳ありませんでした!



↓ここから自分用のメモ

対面別プレイング

葬送ネクロマンサー
先行を取ったときはデモンビーターなどで横並べすると相手の処理が追い付かないことがある。
もし守護が残れば、相手のメタトロン進化ケアで、守護裏ルーナなどは有効な牽制になる。
6tのミロエルの盤面を返すために、基本的にはハウリングデーモンを温存。笛吹+ハウリングで回復するのが理想。


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