マガジンのカバー画像

なんてことない、まいにちの服

12
かぞくのために作った服の記録です。
運営しているクリエイター

記事一覧

好きなことを仕事としてやり続けるために

わたしは何がやりたいのか。何をして生きたいのか。 このお店を通して。わたしの人生で。 仙台にUターンして毛糸屋をはじめることにしたのが2020年の6月あたりだったから、もうちょうど4年になる。 コロナ禍で、自分が本当にやりたいことは何なのか、自分の人生を何のために使うのか考えた結果が、毛糸屋itoshigotoだった。当時わたしは社会人5年目、28歳で、「この先の人生全てをかけてすべきことを見つけた!」なんて達観していたわけではないけれど、その時点で真面目に考えた結果がこ

ボタンが取れたら「なお」して着る

もうすぐ2歳になる息子。アンパンマンが大好きで、最近やっと「バイキンマン」も言えるようになった。「ドキンちゃん」はまだ言えないし、「食パンマン」も言えない。「てんてんどんどん♪」は歌えるけど、「天丼マン」は言えない。 そんな息子が今日、取れたコートのボタンを「なお」してほしいと言った。 今年、保育園で初めて本格的な冬の保育を受ける息子のために縫ったウールのコート。ボタンは飾りボタンに大きなスナップにしたので、1歳児でも、脱ぐのは自分でできる。着るのは私がボタンを揃えてあげ

機械編みとソーイングで、家族の服作り。

最近編んだもの。子どものセーター。夫のカーディガン。カウルも夫のものになりつつある。 最近縫ったもの。自分のシャツ、夫のコート、自分のスカート。 なかなかちゃんとした写真を撮れないままだけど、どれもみんなの冬服になって大活躍してるよ。 セーターとカーディガンは機械編みで、プロセスをショート動画に残したから、それは偉かったねわたし! 良かったらインスタでリール見てください🧶 あ、セーターはYouTubeもある! YouTubeでは、12月はまたvlogmasをやってい

着れない2着からリメイク1着

本日の10分お直し。 去年、息子が0歳の時におばあちゃんに買ってもらった、101匹わんちゃんのアクリルのセーター。 ロンパース型だったからすぐ小さくなるとは思ってたけど、切って着せればいいかと思っていたやつ。 切って折り返すと長さが足りなくなりそうなので、リブを足すことにした。 リブには、リメイク材料として取っておいたブラトップが使えそう! やっぱり白か黒かなあと思ったので、真っ黒のリブが見つかってラッキー。 まずはロンパースのお股のところをカットして ブラトップの

夏の準備のリメイクTシャツ

GWに沖縄に行く前に、子どものTシャツを2枚縫いました。数年前までママ(わたし)とパパ(夫)が来ていたTシャツをリメイクして、まるで小さなわたしたちみたいな坊やの誕生。 1枚目は、2016年ごろにユニクロから出ていたSOU・SOUコラボの夫のTシャツから。裾に合わせてパターンをカットしたので、裾のタグとプリントを生かすことができました。裾の布端の処理もしなくて良いしね!ネックバンドは緑色のよく伸びるスパンテレコを新たに取り付けて。 パターンは1枚目も2枚目もMisusu

100分の3色ラグランセーター

2月に編んだ機械編みのセーター、サプライズにしようと思っていたのでどこにも記録しておらず、今更ですがnoteにまとめておきます。 長年勤めたジーンズ屋さんのお仕事を引退する父への、サプライズプレゼントのプロジェクト。 父には今までにも靴下とかスヌードとか編んだものをプレゼントしたことはあったけれど、服屋の仕事をやめたら、お店で扱っている服以外もたくさん着られる思うと、やっぱりウェアを編みたくなったのでした。(とはいえ、ウェアって編むの大変じゃないですか。好みの問題もあるし

なんとかするさの精神で

ソーイングは、一度間違えたらやり直せないから、ざっくりとした性格の自分には向いていない、と長いこと思っていた。 ところがどっこい最近は、その制約を楽しんでいる自分がいる。 失敗したら(失敗というのは、サイズが合わなかった、というケースが多い)、そこからなんとかして着れるものを作れないか、知恵を絞るのが楽しい。 失敗その一。 子どものトレーナーを縫った。あとは裾の仕上げだけ!というところで念のため持って帰って着てみてもらったら、頭が入らない!! 9ヶ月の健診で既に49セ

スカートとパンツからのリメイク

ずっとリメイクしたかったデニムのロングスカートにハサミを入れた。 ニットのレギンスでは暑くなってきたこの頃なので、息子の春夏用ズボンに。 こうやってみるとバランス悪くないかと思ってたけど、履かせてみるとポケットの位置はもっと上の方がよかったみたい。 股下ゆったりダボダボ履くシルエットなのに、重心間違ってたな。 パターンはこちらの本から。 サイズは90にしたら、今の息子には大きすぎた。 後日作ったこちらは80サイズで。これもまだ折り返して履いてるからしばらく履けそう

編み機から離れて、機械編みプロジェクトを進める

機械編みは、編み機で本番のものを編む前の準備と、編み終わった後の仕上げの時間が長いです。 先日noteに書いた息子のベストが無事完成したので、お次は息子のレギンスを編みました。ここ数日はそれのとじはぎをのんびりやっています。 それに加えて今日は次のプロジェクトの構想。編んでおいたスワッチのゲージをはかったり、セーター全体のデザインを考えたり、目数を計算したり。 次は息子のセーターと、レース編みのロングカーディガンを編む予定です。 明日お店に行ったら、糸を染めながら レ

機械編み、再履修

ジモティーで譲ってもらった(私にとっては)新しい(中古の)編み機、BrotherKH−910。総編み込みのニットを作るのも楽しみだけど、まずは肩慣らしに、素編みの、しかも子どもサイズのベストを編んでいます。 とりあえずサイズはRavelryのフリーパターンを参考に、ゲージをとって目数を計算して、前見頃と後ろ見頃を編むのに1日。裾のゴム編みに1日、襟に1日、、とすこーしずつ進んでいます。 機械編みを始めたのは、2021年の上旬だったかしら。全くの独学で、古い本とYoutub

いろんなはぎれのパッチワークキルト

子どもが1歳になるまでに作った服(など)の記録。第1弾は、最新作のキルトの話。 実は、これをクリスマスプレゼントにしよう!というのはクリスマス数日前の思いつきで。。息子用に、とは思っていたのだけど、ちょうどあと数日頑張ればクリスマスに間に合いそうだったので、頑張りました。 こだわりポイントふちどりに使ったギンガムチェックは、息子が生まれた病院で入院中に貸し出してくれていたブランケットの色と柄にそっくりだったので、これにしました。 星の中に使われている布は、息子のズボンや

クリスマスの夜の思いつき

2022年の3月に息子が生まれて、今日は初めてのクリスマス。てづくり大好きお母ちゃんからのクリスマスプレゼントは、いろいろなプロジェクトに使ったはぎれをつなぎあわせたキルトのブランケットにしました。 そんな今日、本屋をうろうろしながら思いついたこと。 息子が生まれてから1歳になるまでに縫った服や編んだセーターなどを一堂に集めて展示してみようかな。 思えばこの270日、本当にいろいろなものを作ってきたのだ。特に、息子の服。どれもが初めての季節で、どんな服装がいいのか、その