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毎日Noteを更新しようと思った。誰も見ていなくてもいい。いつか見返した時に「ふーん」と思えるから。文章を考えるのは嫌いじゃない。文章を評価されることは嫌いだけど。かくして、このNoteは三日目を迎えたわけだった。三日坊主の私の三日目、非常に腰が重い。

1500文字と決めたのは5分間スピーチが大体1500文字だからだ。でも、私は比較的ゆっくりと話す傾向があるので、多分1000文字にも満たないくらいで5分が経過しそうだ。と、言っている間にも220文字が過ぎてしまった。私でよければ、君の話し相手になりたい。

文と言えば、小学生の頃に想像力の授業の課題として、教科書の4枚の写真から1つ選び、物語を考えてみようというものがあった。私は結構その課題が好きで、1日で書き上げた。「ラブアドベンチャー」の物語。オタクの英才教育を受けていたので、お茶の子さいさい。作文用紙10枚以上、というルールだったので、30ページ書いた。男主人公は村の勇者の息子で、この森に出てくる魔物を倒すことで勇者の後継者として認められる。そして女主人公は村の長の娘。勇者の息子は勇気がなかったが、男勝りの村の長の娘のおかげで勇気を出して魔物を倒すことができた。やがて二人は恋愛感情を抱き、結婚し、子どもも生まれ、平和に暮らしました、という話だった。私は王道のこの物語を今でも気に入っている。しかし、この課題で高評価を与えられたのは温泉をテーマにした「温泉にエロ猿が入ってきて大パニック」という物語を書いた、いわゆる陽キャの男子だった。

解せぬ……!私は悔しかった。なぜ私が1番じゃないんだろう。あらすじにしてしまえば簡単なものだが、こんな単調な話を30ページにまで膨らませたのに。なんでエロ猿10ページが1番なんだ。順位は先生の独断で決めた。私が1番になれなかった理由は「オタクっぽい」だった。オタクっぽくて何が悪いんだ!?女湯に入ってきたエロ猿の話なんて教育に悪いじゃないか……
この記憶に蓋をして、私は見ないようにした。

今、845文字。あと655文字だ……文にまつわる話をもう1つしてみることにしよう。

作文。私は、作文が好きだ。見ての通り。でも点数を付けられるのが嫌いだ。中学生の時、「夢」について作文を書こうという課題があった。ルールは「中学生らしい価値観と規模で考えること」だった。当時、さっぱり夢がなかった。しいて言えば声優になることだったけど、それで作文を書くにはいまいちネタがなかった。そうして珍しく1時間、白紙だった。

夢か……まず、絶対嫌なものから考えてみよう。不当な低い評価を付けられることは嫌だな。どうしてそんなことが起きるのか?審査員にもプライベートなストレスや上からの圧力があるのだろう。じゃあ、それっていったい何故?会社の利益か……。会社の利益を求めて不当な評価をするのか?本当に企業はそれで利益を得られるのか?不正がバレた時、結局株価は暴落し、不祥事だなんだと記者会見で2ch(※現5ch)(当時、今でいうひろゆきっずであった私は2chに張り付いていた)は大荒れに……ふむ……私が望むのは「世界平和」だ。

私の作文はやり直しだった。「中学生らしい価値観と規模って言ったよね?中学生は会社の利益とか考えません!地球平和は中学生の規模の話じゃないでしょ!」

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