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2020年最後のスポーツの力

皆様、
新年明けまして
おめでとうございます。

2020年の大晦日は
ボクシング史に残る
WBO世界タイトルマッチでした。

敗戦から這い上がった経験と、
卓越したディフェンス技術を誇る
チャンピオンの井岡一翔選手。

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世界最速タイで3階級制覇した勢いと、
目にも止まらぬスピードを武器とする
チャレンジャーの田中恒成選手。

結果は、井岡選手が
左フックのカウンターで
2つダウンを奪い・・・

3発目の左フックが
まともに田中選手の顔面をとらえた所で
染谷レフェリーが試合をストップ。

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敗れた田中選手が「完敗」という
スーパーフライ級王者の貫禄を
見せつけた井岡選手の勝利でした。

井岡選手は、
3階級制覇も4階級制覇も
最初の挑戦では、黒星を喫しました。

試合前の電話インタビューでは
「負けたから僕は強いっていう考え方はない。
 ただ、負けて自分が得たものは大きい。」

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「負けてから、人間って試されると思う。
 僕たち(プロボクサー)は、
 負けって人生で1つの失敗がついてしまう。」

「負けという一生付きまとう過去を
 どういう風に自分で意味を変えていくか。
 僕は、その意味を得た。」と井岡選手は語っていました。

いつもと違ってリングサイドではなく
離れた場所からの実況でしたが
リングで、2人は輝いていました。

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ボクシングって、
本当に、いいな。
心から思わせてくれた2人の選手と・・・

困難な状況の中でも
試合を実現させてくれた関係者に
改めて感謝を伝えたいです。

今年も、スポーツの力と
選手の思いが伝わる実況を追究していきたいです。
今年も1年、宜しくお願い申し上げます。

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#ボクシング #井岡一翔 #田中恒成 #スポーツの力