マイナスの仕事の話とプラスの仕事の話
先日知人と一緒に夕食をとる機会があった。
夕食後にお酒を飲みながら色々なことを話したのが、知人がふと「会うといつも仕事の話をしているな」と言ってきて、なんだか疑問が湧いてきた。
というのも僕は新入社員のころ同期たちが飲み会の席で仕事の話をするのが好きではなかったからだ。
自分の心境が何か変化したのだろうかと考えていると、これは心境が変化したというよりも、同じ「仕事の話」というくくりでも内容が全然違うのだなということに気づいた。
新入社員の頃の同期たちがしていたのは、自分が今担当している仕事の作業内容や自分の上司・先輩の武勇伝的な話が大半だった。
それらは分類するとグチであったり、自分ではない人間の自慢話だったりするものだ。
それに対して最近知人とする話は、一つ一つの作業の話というよりも、もう少し広いもので、仕事に関する取り組み方や考え方というもののような気がする。
個々の事象のグチは話したいとは思わないが、その人がどんなことを考えて、どんなことを思い、仕事をしたり行動を起こしたりしているかというのには興味がある。
たぶんそこには自分の仕事や生活にもいかせるような考え方があるのではないかと期待しているからなのかなと思う。
僕の中には仕事の話には二種類るのだと思う。個々の作業のグチのようなマイナスの話と考え方や取り組み方といったプラスの話だ。
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