「現金給付」 という国費の使い途、 みんなの倫理観とやさしさでそれを決めよう、選ぼう

最初に。
ぼくは、日本で暮らすすべての人に現金給付するべき、という考え方です。
2月末から、ずっとそれを言ってます。
 
理由は、
・現金をもらえるならば会社やお店が休める

・外出や出勤しなくて済む

・ひととの不要な接触が減る

・感染拡大を抑えられる
 
からです。
 
逆に、現金給付をしない場合には、
・わずかでも収入や売上げが欲しいので休めない

・出勤やお店の営業を続ける

・ひととの接触が続く

・感染拡大する
 
が進みます。
 
現金給付が、経済支援という観点ではなく、まず第一に感染拡大を防ぐための手段、というのはこういう理屈です。
 
で、そのために「何十兆円も出そう」と言うと、必ず、「財源がー」「国の借金がー」「国債がー」って言い出すひとがいますけど、はっきり言って、冷たいひとたちですね。ぼくに言わせれば。そんなのあとでどうにでもなります。すればいいんです。
 
国費の使い途ってのは、国民ひとりひとりの総意ですよね。
原資が税金であれ国債であれ、何に使うか決めるのは、そもそも国民の選択です。総理や政府というのは、いっとき、それを国民から託された者、でしかないはずですよね。
 
つまり、「いまわたしは国費をこの用途に使いたい」ってのは、ぼくらひとりひとりが決めれるはずなんです。
 
で、ぼくは、いまは、国費を現金給付に使いたい。この国で暮らすすべての人が、できるだけ安心して休めるようにしたいから。そう使いたい。
 
ほんと、きつい現実があると思います。
営業するかどうか毎日悩んでいるお店の方々がいます。もしそこで仮に感染が出てしまったら、そこは一気に廃業に近づくでしょう。そういうリスクと、お金の勘定と日々向き合いながら過ごしている方々。
 
少しでも楽になってほしいです。
 
どうしても休めない職種の方々がいます。
行政職員、警察、消防、学校関係、こどもを見る保育園幼稚園、児童館や放課後クラブの皆さん、そしてなにより、医療と福祉の関係者の方々。感染者が増えることで、その人たちの負担をこれ以上大きくしないためにも。その人たちを、殺してしまわないためにも。
 
最初に戻ります。
いま、国費をなにに使うか。それは、ぼくらひとりひとりが決めることです。本来。意志をもって、選んで、それを言ったり伝えたりして良いはずです。

そしてぼくは、ぼくならば、いまは国費を現金給付に使いたいです。倫理観とやさしさをもって、日本で暮らすすべての人に、ただちに現金給付したいです。それが、感染拡大を防ぐため、ひいては、みんなの命を守るためだから。

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