私はノリが悪い

私はとてもわがままで騒がしい子どもでした。10歳の時に妹が生まれた事がきっかけに、私は「大人」になろうと思いました。

「大人」は、わがままを言わず騒がしくしないだろうと、数年かけて自分の性格を矯正しようと努力しました。

そして私は感情の起伏があまりない、リアクションが薄くノリの悪い人間になりました。

子どもの頃はよく「うるさい」と叱られていたので、そんな風に叱られることがなくなり、私は「大人」になれたんだと思いました。

しかし中学の友人達からは「ノリが悪い」と友人の機嫌を害してしまい、適度に友人に合わせてリアクションをとるようになりました。

社会人になってからは、上司に「もっとオーバーにリアクションしなきゃ!」と言われるようになりました。

子どもの頃に求められていたのは「大人しくて従順」な性格。

大人になってから求められていたのは「相手にとって適度なリアクションとノリの良さ」。

その方が周囲の人間にとって都合がいいから。

その事実に気づいた私は、無理をしないことにしました。

リアクションが薄いノリが悪いと言われること自体ストレスではありますが、無理にリアクションをとるよりはマシなのです。

無理をしなくても、高校や大学では友人と良好な関係を築けました。なのでリアクション薄いだのノリが悪いだのと言ってくる人は、他人が自分の思い通りにならないと気が済まないだけなのです。そういう人間とは、自分のためにあまり関わらなくてもいいんです。

余談ですが、自分の性格を矯正した弊害なのか、感情的になるとなぜか頭が痛くなります。感情の起伏があまりないせいか表情筋の可動域が狭いです。

私は自分の考えを整理するためにnoteに記事を投稿しているので、文章にまとまりがなく読み辛かったかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。




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