ビットコインを利確してはいけない3つの理由
ポイントを仮想通貨に変えて価値を増やす記事を書きました。
今回はリアルにコインを扱うときの話です。
これまで利確をしたことがある人はその理由はなんですか。
これをハッキリ言える人は、プロのトレーダーや機関投資家くらいなのではないでしょうか。
大体はちょっと含み益が出たから。もうすぐ下落が来ると思って逃げた。
程度の理由じゃないですか。はい、僕もでしたよ。
でもビットコインは利確しない方がいいんです。
① まだ上がるから
そもそも2000万枚しか発行されず、現在も企業や機関投資家がどんどん買い集めています。枚数が少なくなる=希少価値が上がるからです。1月7日現在は500ドルを割ってきてますが、1BTCが1000万になることの可能性の方が高いのです。買値より10万くらい上がったから売ってしまえ、は勿体無いです。
②税金がかかりすぎるし、計算が大変
どうしても利確したければ、年末に一回ですね。確定申告のためにやるくらい。仮想通貨で得た利益は総合課税で計算される雑所得という扱いになります。つまり、利益が出れば出るほど税金が高くなる累進課税方式です。
20万円以下であれば確定申告は不要とされてますが、仮想通貨は利益が出たら確定申告した方がいいと言われています。
また、損が出ている場合、株式のように翌年に繰越したり、他の損益と相殺したりできません。ただのマイナスで終わります。
ちなみに株式は申告分離課税方式と呼ばれ、税率は20.315%で一定で、特定口座で取引をしている場合は自動で計算し納税してくれるので、確定申告をしない選択をすることができます。(特定口座・源泉徴収あり)
ガチャガチャ売買をしていると確定申告のとき、訳わからなくなります。仮想通貨の相場は24時間365日動いてますから、買値と売値をいちいちメモするのも大変です。
ビットコインを他のアルトコインにコンバート(変換)した時も利確扱いです。ビットコインを利確して、その日本円(またドル)であるコインを買った、と見なされる訳です。BTCを買ってすぐにコンバートすればほぼ価格の差はありませんから損益は発生しませんが、
1BTC 500万円のとき0.01BTC購入(5万円)
1ヶ月後、1BTCが550万円になっていた。
↓
1BNBが3万円のとき、手持ちの0.005BTCで相当分のBNBを買った。
↓
この時、1BTCあたり50万円の差が出ています。手持ちのBTCにも同じ割合の増加率がかかります。しかも0.01BTCでなく、0.005BTCを利確したことになります。
もうわけわかんないですよね。マジで年末苦労しました。
特段理由がない限り、気分で利確するのはやめた方がいいし、コンバートしたいなら、それ用にそのタイミングで買うのがいいです。
③利確しなくても利息で増えるから
こちらは次回の記事で書きます。仮想通貨もキャビタルゲイン(上がり益)だけでなくインカムゲイン(配当益)が得られるシステムがあります。
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