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Give away で実験してみた話

GWにNFTのGiveaway を2回行いました。
Give away とは有料で出品するのではなく、無料で配布することの名称です。

今回は @kuro_s_NFT さんのコラボ企画に参加しました。もともとのイラストに手をくわえてGiveawayするというものです。

シンプル線画に装飾を加える、というもの。線画だけでも素敵でした。

1回目はパクチーgirl
2回目はフェスカレーboy

そもそもなぜGiveawayをするかというと、スーパーの試食と同じで商品を知ってもらうための販促のようなものです。みなさん無料には弱いですから。自分も含め。

そしてGiveawayの条件には、アカウントのフォローとリツイートが基本です。コレクションを知ってもらうためにはフォロワーの数が数が必要だし、拡散してもらわないといけませんから。

インフルエンサーや万垢にフォロー、リツイートされると一気に伸びることもあります。「○○(その人の名前)砲」と呼ばれます。僕も以前、イケハヤ砲で2日で200人フォロワーが増えました。

Giveawayを企画するときに悩むのが、
・抽選で1名などにするか、
・応募者全員にするか、です。
ここが本題にからんでくることです。

今回は1つめは全員配布、2つめは追加の条件つきで全員配布という形をとりました。


全員配布のメリット
みんなもらえるから多くのフォロー&リツイートが期待できる。

デメリット
配布は1枚1枚アドレスをコピペして行うので何百人も集まると、マジでつらい。
Polygonのネットワークの不具合もあったりするので本当に時間がかかるし、数が多い分ミスしやすい(発行した枚数と送る人数が合わない、1人に2回送ってしまった、など)

抽選のメリット
あらかじめ発行(mint)する数が決まっているため配布は楽。

デメリット
よほどよい作品でないと参加すらしてもらえないことがある=フォロワーが増えにくい。抽選3名にしたけど、2名しか応募が来ず、むなしくなったことがあります。

今回のGiveawayは自分のオリジナルではなくすでにフォロワーの多いkuro_sさんの作品がメインなので、参加人数は多いだろう、でもそれで抽選にして集まらなかったら申し訳ないし、と思い全員Giveawayを選択しました。GWなのでものすごい人数がきてもさばけるだろう、と。

結果130人ほどの方が参加してくださり、フォロワーも100人以上増えました。

2回目も同じことをしても自分にとって意味ないなと思っていました。ちょうどその数日前の @tochi.eth さんのvoicyで意味のあるGiveawayの話を聞きました。

単にフォロー&リツイートではコレクションを知ってもらえない。
タダだから集まってきているだけで、キャンペーンが終われば離れていく、

と。

うんうん。

目的はコレクションを知ってもらいファンになってもらうことが大切なので、条件にクイズを出す、

と。

なるほど。

ブログなどを読んでもらい、それに関するクイズに答えることを条件として加えると、ただフォローボタンを押すだけでなくしっかり知ってもらうことはできる、と。

そうするとフォロワーは増えにくいかもしれないが、タダに群がるクレクレマンにはハードルが高くなり1人あたりのフォロワーのファン度は上がるので、結果的には味方が増えるだろう、と。

これを実験してみようと思いました。

2回目の条件は
1.僕のコレクションであるCurrypto Karutaの「な行」のアイデアの募集

2.今後@kuro_sさんのようなコラボをしていただける方

で1か2を明記してフォロー&リツイートをしてください、と。

結果的に参加者は30名ほど

イラストの好みもあるとは思いましたがやはり7割ほど減りました。
わかりやすいですね。

そして、もう一つ気づいたことがあります。

正直、日本語が通じてない人が少なくない。

文を読んでいないんです。(話を聞けてない)

Giveaway = フォロー、リツイートだけと思い込んでいるのか、いつものようにウォレットアドレスだけ明記する人。
惰性でボタン押してるのでクレクレマンに認定!

Curryに関係のない「な行」を書いてくる人
○・・・納豆カレー、にんにくカレー
×・・・ノースリーブ
ノースリーブ? コレクションを何も見ていないのでは?
こちらもクレクレマンに認定!

1がいいです!とか、2で!とだけ書いている人 

左はただの説明文画像。文字数を確保するためのもの。

いやいや、1はただの説明文でしょ。これをNFTにするわけないじゃない。

2で!っていうのも、それで何をコラボしてくださるのでしょう・・・。

1で!っていう人と同じで2つから絵を選べっていう話ではないです。
理解力を疑います。

参加してくださるのはありがたいですが、「タダだから参加してるだけで何も興味がないんだな、」と悲しくなります。

そういう方には今回は配布していません

コラボしていただけることを前提で配布をしたのに、その後、連絡がない人もいます。別に拘束力はないのですがそれも悲しい話です。

以前、取材を受けたときに

「好きじゃないコレクターはいますか」と聞かれました。


僕は「なんでもかんでもGiveawayに参加している人を見たとき」と答えました。

特に好みもなく、ただでもらえるからと節操なく参加しているアカウントがあると「また、この人応募してるよ」と思ってしまいます。
なかにはそういうコレクションから将来価値が出るものがあると期待してかき集めている人もいるのでしょうが。

でもやっぱり、こっちの言ってることを理解していないコレクターは残念だよな、思います。

追記
同じ時期に、あるNFTプロジェクトがジェネラティブのセールを大々的に宣伝していました。それはETHではなく、MATICで支払うものでした。

MATICは取引所で簡単に変えるものではなく、

①まずは国内取引所でETHなどを買う

②メタマスクに送金(この時点ではイーサリアムチェーン)
MATICはポリゴンチェーンにブリッジ(移動)する必要がある。

ドルを例に示すと、
アメリカドル(イーサリアムチェーンのETH)をオーストラリア(ポリゴンチェーン)で使うオーストラリアドル(Polygon のETH=WETH)にする必要がある、ということ。

そのWETHをMATICに交換するわけです。詳細はこちらを参考にしてみてください。

ほかにはJPYCを購入し、メタマスクに送金してもらい、それをMATICに交換する、など。

公式からも1ヶ月以上前からそれは告知されていたのに、セールの1時間くらい前にDiscordやDMでMATICってどうやって手に入れるんですか!と公式アカウントに質問が殺到していました。いちいち回答しておられた運営の方、お疲れ様でした・・・。

持ち合わせが少ない(と思われる)のと、購入までがめんどくさいMATIC。そのNFTがMATICで購入とあるならなぜ、もっと早めに準備をしなかったのか・・・。

もうNFT向いてないよ、と思いました。
その日のDMの通知がウザすぎました。

僕もわからないこといっぱいあるけど基本はDYORでしょ。
しかも運営に直接聞くのも失礼だと思います。

今回Give awayを通して、話を理解できない人はここにもいたな、と思う思いました。

ただ、今後も僕のコレクションの認知をあげるためにGiveawayはやっていくし、ほかの方のコレクションに応募することもありますので、よろしくお願いします。

@Itoma1980s に遊びに来てください。

NFT、クリプトを楽しむことは変わりませんし、結論、とても有意義な2つのGiveawayで楽しむことができました。

じゃ。

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