見出し画像

新学期

今年も1年が始まってしまった。
令和元年度の学校がついに始まってしまった。

初々しい1年生たちが私の専攻にも入ってきた。
キラキラした目を輝かせていた。
これからこの大学での生活がそんなに楽しみなのだろうか?

私はどうだったかな。
なんて思いながら1年生の自己紹介を聞いて茶々を入れていた。

桜は満開だが、私の心に春はまだ来ていない。
今年も憂鬱な1年が始まった。

やりたい事のために今年はどのくらい頑張れるかな…なんて思いながら
キラキラ輝く若者に負い目を感じて俯いた。

帰り道の夜、少し寂しく感じた。