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「うつっぽい」時に「やってはいけないこと」と「やるといいこと」

私は、時々うつっぽくなります。
気分が落ちるのですが、「何か嫌なことがあって落ち込む」のとはまた違います。
頭の中がしーんとする不思議な感覚で、たぶん「脳内物質」のなにかの影響なんだろうなあと思っています。

若い時は、そんな自分のことを「心の病気」だと思い込んでいました。いや、もしかしたら、本当に「心の病気」なのかもしれません。でも、今は、自分が「病気」かどうかなんて、どっちでもいいと思っています。

「治さないといけない」とも思わなくなりました。私にとって、「これはお天気みたいなもの」なのです。晴れの日もあれば、雨の日もある。それだけです。

ただ、そんな時に何をすると悪化し、何をすると早く抜けられるのかもわかるようになりました。
もしよかったら、参考にしてください。

◎やってはいけないこと

・考えること

「うつっぽい」時に考えことは、すべてネガティブです。
考えれば考えるほど、深くはまります。思考を暴走させないことです。文章を書くこともおすすめしません。

・FBなどのSNSを見ること

「うつっぽい」時には、人がうらやましく見えたり、自分がミジメに思えたりしがちです。PCやスマホから離れましょう。

◎やるといいこと

・考えるな、感じろ!

要するにこれだけです。
おすすめは、外に出て、太陽を感じたり、風を感じたり、空を見上げたりすることです。
外に出るのが億劫な時は、窓を開けるだけでもいいですよ。

身体を動かせるようなら、それが一番です。
リズミカルに身体を動かすと、脳内の物質も変化します。

眠れそうなら寝ましょう。
どうしても眠れない時は、お薬の力を一時的に借りるのもいいと思います。

考えてしまってつらい、という時は、両手で耳をふさいで、ゴーという音に集中してみてください。
私は、「あ~」とか「う~」とか声を出して、自分の声に集中するのが好きです。
メトロノームのような一定のリズムを聞く、というのも心が落ち着きますよ。

こんな風に、自分の落ち着くなにかをいくつか見つけておくといいですね。

最近では、さみしいような、ぽっかり暗い穴が開いたような、この不思議な感覚を味わえる余裕も出てきました。
嫌わないで、心配しないで、しっかりと味わってみてくださいね。

大丈夫、あなただけじゃないですよ!

伊藤かよこの著書 『人生を変える幸せの腰痛学校
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