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レイヤードの資本業務提携に寄せて

こんにちは、レイヤードCMOの伊藤です。

本日、レイヤードは、メディカル・データ・ビジョンとの資本業務提携、メディパルホールディングス、FFGベンチャービジネスパートナーズとの資本提携を発表させていただきました。

メディアコンテンツファクトリー時代から含めて、今回がレイヤードにとって初めての資本提携になります。

私たちの事業、そして私たちが目指す「医療DXによるかかりつけ医の推進」に共感いただき、出資を決めていただいたメディカル・データ・ビジョン、メディパルホールディングス、FFGベンチャービジネスパートナーズにこの場を借りて感謝を申し上げます。

そして、1年以上にわたり資金調達を進めてくれた社長と経営企画室に、まずはお疲れさまでしたと言わせてください。
スタートアップでもなく、これまで資金調達をした経験のないレイヤードが、市況環境も厳しい中で、この座組にたどり着くまでには紆余曲折あり、想像以上の苦労があったと思います。本当にお疲れさまでした。

経緯などは社長がnoteに書いていますので、ぜひこちらもご覧ください。

私は、レイヤードの取締役として、そしてマーケティング責任者として、今回の資本業務提携で感じたことと、これからのことについて書いておきたいと思います。

メディパルホールディングス渡辺社長との面談

今回の資本提携が実現するまでに、私にとってもっとも印象深かった出来事は、メディパル渡辺社長と直接お話をさせていただいたことでした。

出資の最終決定前に、渡辺社長がレイヤードの東京オフィスにわざわざ足を運んでくださり、レイヤードの経営陣がどういう思いで働いているのか、対面で話をしたいということで、面談のお時間をいただきました。

レイヤードの事業や、メディパルホールディングスと協業したいことなどを社長から説明したのですが、渡辺社長はその内容をとても楽しそうに聞いてくださいました。そして渡辺社長が目指すこととの親和性を見つけては、こういうところで一緒に取組みができるねとお話しいただきました。

渡辺社長は実現したい世界観をお持ちで、本当に生き生きとそのお話をされていたことに感銘を受けました。
スタートアップでも、中小企業でも、メディパルのような大企業であっても社長という人たちは、明確なビジョンを持っていてその実現のために何ができるかを常に考え、行動しているんだなと改めて認識した瞬間でした。

また、メディパルホールディングスでは女性を積極的に登用しているというお話の中で、私がレイヤードで唯一の女性取締役であることから、何か一緒にできると面白いねとお声がけいただいたことも嬉しかったです。

資本提携をするということは、さまざまな形で交流ができるようになることなんだなと実感するとともに、レイヤードがまた新しいことにチャレンジできると思うと、とてもワクワクした気持ちになりました。

マーケティング領域におけるこれからのチャレンジ

今日のプレスリリースに向けての調整や、メディカル・データ・ビジョンとはDPC対象病院へのWEB問診導入に向けたプロモーション準備等、すでに実業務でご一緒させていただく機会が増えています。

特に私は、現状、メディカル・データ・ビジョンの皆さんとやり取りをする機会が多いのですが、皆さんとても気持ちよく仕事をされる方で、ゴールに向かって一緒に走っていく爽快感があります。仕事の進め方も勉強させてもらっています。

資本業務提携をすることにより、これまでレイヤードがタッチしてこなかった/できなかった領域にも踏み出していけることは、レイヤードの認知拡大につながります。そして、医療業界で確固たる地位を確立されている各社にサポートいただけることで、レイヤードブランドをより強く、大きく育てていけると思うと、本当に心強いです。

また、マーケティング責任者としては、各社と事業シナジーが生まれることに大きな期待があるとともに、正直に言うと、資金調達により資金面でゆとりができたことで新しいチャレンジがしやすくなったことも有り難いと思っています。

レイヤードは、これからより一層、医療DXによるかかりつけ医の推進をしていく会社としてブランドの認知拡大を目指します。そして、コロナ禍を経てオンラインにシフトしたBtoDマーケティングで今後さらに成長していくためには、データドリブンのマーケティングにシフトしていく必要性を感じています。

ブランドの認知拡大と、データドリブンマーケの実現に向けて、今年は新しいチャンレジをしていきます。その新しいチャレンジに資金を使わせていただき、マーケが成長することで会社を大きくしていけるように精進します。

レイヤードのメンバーへ

先日の全社会議で、資本業務提携について社長の毛塚さんから発表と詳細の説明がありました。

他社の資本が入ることで、会社が変わってしまうんじゃないかと少なからず不安に思うメンバーもいるかもしれません。たしかに、他社の資本が入る以上、今までとまったく同じというわけにはいかないことも増えていきます。

でも、信じてほしいことは、レイヤードのメンバーは、社員もパートも関係なく変化に強く、誰もがしなやかであるということです。私たちはこれまでもたくさんの変化の中で、うまくその波に乗りながらこの会社を成長させてきました。この会社の成長は、皆さん一人ひとりのしなやかさに支えられていると私は思っています。

そして、今回レイヤードと資本提携をしていただいた3社は、私たちが目指す世界観に共感し、その実現をサポートすべく出資をしてくださいました。
だから、レイヤードの軸が変わることはありません。「医療をもっと、わかりやすく」するために私たちの仕事はあります。出資企業3社はそんな私たちの仕事を応援してくれる、一番のサポーターだと思ってください。

営業も、マーケも、サポートも、すべての部門でこの大きな変化の波に乗りながら、新しいチャンレジをしていきましょう。
この大きな波を乗り越えた先に、レイヤードはもっともっと良い会社に成長していると信じて。

2023年1月16日
レイヤード 取締役CMO 伊藤愛

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