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「ほめられるビジネスモデル」の実現へ 開始2年半、大丸松坂屋の衣料品サブスクが見据える先(WWDjapan)を考察

Hello! エシカルファッションを志し、
現在は主に日本で織・加工されたリネン生地を使用して服や小物を製作しているitoa.n.のイトアです

本日は通常ニュースから1つをpick up

今回はこちらの記事を取り上げます!


記事の概要 : 有名ブランドの服をレンタル、汚れたものは染で再付加価値

大丸松坂屋百貨店が運営する衣料品のサブスクリプションサービス「アナザーアドレス(ANOTHERADDRESS)」は有名ブランドの服や小物をレンタルすることができるサービス。

23年11月時点では6万人が登録、276ブランドをレンタル可能。

この12/1からはレンタルで生じた汚れや傷のために貸出できなくなってしまった洋服に
染め直しを行ったり、パッチワークを施したり、一点物として付加価値を付けて打ち出していく「リアドレス(RE ADDRESS)」をスタート。

大丸松坂屋百貨店とはまた違った顧客の獲得やお客様の好みなどのデータも集めることに成功しており、今後のビジネスにも活かされていく予定とのこと。


考察 :老舗百貨店が行なっている安心感、有名ブランドの服を手軽に試せるお得感

洋服のレンタルサービスはさまざまありますが、
・老舗百貨店が行なっている
・有名ブランドの取り扱いが多い
この2点は他サービスとはまったく異なる点ではないでしょうか。

30代を過ぎると、会社での立場やお会いする相手に合わせて百貨店ブランドの服がベストチョイスになることが増えてくる人も多いのではないでしょうか。

そのような方には安心して利用できる、とても魅力的なサービスですね。


私個人の意見としては通常の意見とは少し異なりますが、有名ブランドのデザインや構造に「これはどうなっているのか?」という興味が湧くことが多々あります。
そういう服はやはり、袖を通して初めてわかること、感じることがたくさんあります。

ただ、有名ブランドの服となるとお値段もそれ相応ですから気軽に手が出せません。

そんな中、このレンタルサービスを利用すれば購入するよりも低価格で有名ブランドの服を試すことができます。
試着だけではわからなかった細部や動きまで試すことができる、というのはとても魅力的です。

またお呼ばれの際、私はレースやヒラヒラの服が苦手なので、いつも手持ちのデザイナーズブランドのワンピースなどを上品めにスタイリングして着て行くのですが、デザイナーズブランドの服をお呼ばれのたびに購入するのはなかなかに大変です。
なんたって、1着10万円とかしますからね。。。
そういう時にも、このレンタルサービスがあれば、毎回新しい服を自分なりにスタイリングして着て行くことができると思うと、とても魅力的です!

染め直しでの打ち出しは、同じデザインの服が今後増えていったときにどう差別化して行くのか?
その再加工をどれほど魅力的に見せることができるのか?がポイントになってくるのかな、と思います。
有名ブランドのデザインですから、デザインの完成度も高いものが多いはず。
その上で、再加工をすることで元のデザインからさらに良く見せるというのはなかなか至難の業なような気もします。
新たな事業「リアドレス(RE ADDRESS)」の今後の動向も気になるところですね。


いかがでしたでしょうか?
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