見出し画像

眠れない夜には、何を

AM 05:24



眠れない夜には、なんだったでしょうか。
あんまり思い出せないような。
そもそも思い出すものもなかったような。



あまりにも眠れないから久しぶりにネット麻雀をしました。
麻雀するなんてもう何年振りな気がする。
昔好きだった人が麻雀を好きだったから、無理して覚えた気がする。(私の人生は基本的に好きな人の好きな物を追いかける人生なので割愛)

フレンド登録されたままの彼に、これまでの私だったらセンチメンタルを覚えていたはずだろうに。


思い出の扱い方が、
歳をとるごとに変化していく。


.
.
.

眠れない夜には思い出を?
眠れない夜には何だろう。

そしてなんの偶然か。明日は思い出のある町に行く予定。
適当に静かでテキトウにうるさい町。
町は静かに私を迎えるけど、各所お店はあたたかく私を迎えてくれるけど、終点までの地下鉄は私を一人にしてくれる町。

とても良い町です。
この町での思い出は、私と誰かの思い出がいっぱい残っている。
だから別に、明日に特段辛くなったりはしないけれど!
誰かはいっぱいいるから。
そのいっぱいの内の誰との思いが、明日の私を眠らせてくれるんだろう。

みんな元気だろうか。
どうか元気でいてほしい。
最近はずっとそれを思うばかりです。
健やかに、ご飯を食べていてくれたら嬉しい。みんな適当なお金を稼げていて、テキトウな生き方で良いからご飯を食べていてくれたら嬉しいんだ。


眠れない夜にはご飯かもしれない。

AM 05:47

ご飯は少し重いか。お茶くらいが良いか。あったかいやつ。
眠れない夜には、あたたかいお茶を。
眠れない夜には、植物を。
眠れない夜には、好きな人を。
眠れない夜には、音楽を。
眠れない夜には、思い出を。
眠れない夜には、花束を。

花束みたいな恋をした?
思い出はいつも、花束。

花束みたいな思い出のことを今日も思い出します。大事に大事にお守りにします。


思い出の扱い方が、
歳をとるごとに変化していく。

胸の底から引っ張り出してわざわざ感傷に浸るためにあった思い出から、胸にいつもあるお守りに変化した。


思い出があってよかった。花束みたいな思い出があってよかった。
自分の人生に誇りを持てます。
今日もお守り握りしめて、頑張ります。

どこかの街 思い出せない 東京だろうか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?