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配信で歌を休んでいいと言われた気持ち

前に歌枠について悩んでる人に「歌を休んで雑談したり、歌わなくてもいいと思いますよ~」言って、深く傷つけてしまったことがあります。

その時の私は無理に歌って苦しくなって辞めてしまうより、歌わなくてもいいじゃんと思っていたのですが、その言葉は音楽を必要とされたい人の気持ちをかなり傷つけたようです。

あの時はわからなかったのですが、今ならわかります。
私はきっと推しさんには「歌わなくていい」なんて言わないと思うから。

推しさんには歌って欲しい。
もちろん作業枠とかで歌わない枠も楽しいのですが、歌自体をやめたい的に言った時に「歌の配信をしなくていいし、歌をやめてもいい」みたいには言わないと思うのです。

だって私は推しさんが歌うのが何より好きだから。きっと苦しいなら相談にも乗るし、出来るだけのことするから歌ってと言ってしまう気がします。
それは私が推しさんの音楽を必要としてるから。

逆に言えば、私は歌わなくても言った友達の音楽を必要としなかったのです。
あれだけずっと聞いてて、私は彼を推しと言ったことは1度もなかった。
友達だと思っていた。仲良くはしてるつもりだった。でも、そうではなくて、音楽を認められたかったのかもしれないのです。

もう一度話したいと時々思うけれど、それを考えると話せません。

きっと私は自分の推し以上にアーティストとして音楽を必要とする人を作れないから。
私は感情がわかりやすいタイプのようなので、演技もできないと思いますし。

私は友達だと思って、音楽しなくても雑談したり、枠しなくてもメッセージで話したりでいいと思ってた。
そうではなく、アーティストとして認められたかった必要とされたかったのだとしたら……私はそれを出来ないから近づくべきではないと思う。

本当に感謝してるんですよ。 
その離れてしまった友達のおかげで弾き語り世界の友達が増えた。彼がいなければ友達になってない人がたくさんいるし、なんなら推しにも出会えなかった。

でも、ごめんなさい。私は推しさん以上に音楽を必要とする人を作れない。それは残酷な事実で。
難しいですね、そう考えると、私は多分、今後も「俺の音楽を必要として」という人の手を取れない。

推しさんは多分気にせずに、いろんな推しがいて、いろんな人の曲を好きでいいのでは〜言うと思います。別に自分のところに居なくていいとも。

でも私がきっとそれを出来ない。嘘をついて、他の人の音楽のが大事だよとは言えない。

音楽へのプライド、認められたい心とか、全部気にしないで、物を言ってしまったんだなって、今なら分かります……。


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