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小説を書く

急に創作意欲が湧いたので、長らく放置していた創作BLを書くのに再び着手している。

なんだかんだ二次創作を書く機会の方が多いため、一次創作を熱心にやるのは珍しい。好き勝手できて楽しいな、と思う反面、自分の頭でどうにかしなきゃいけないことが多いので、面倒だな〜と思う部分もある。二次創作に比べて「誰も読まんやつ」感もすごくて、自分のために書くぞという勢いがないとなかなか取り掛かれない。

そしてBLのことが本当にわからない。

受けとか攻めとかいう感覚も薄い。「好きな話」を書いているつもりだが、はたして「好きなカップリング」を書いているかというと大いに疑問だ。この子たちが魅力的なカップルなのかどうか、私自身にもまったく分からない。あんまり萌えてないのかもしれない。

なんじゃそりゃという感じではあるが、しかし話は好きなのだ。あと自分の文章が好き。上手に書けると嬉しいし、下手っぴだとちょっと笑ってしまう。
今は脳のバグを抱えているため、比較的下手っぴ寄りなのだが、書けないよりは書ける方が良いし、自分の下手っぴを自覚しないまま下手なのよりは断然マシだ。自分の文章を舐めまわして添削するのも乙なものだと思っている。

そういう意味で、公開する予定のない小説を書くのは気楽だ。人様に「読んで〜!」と言う限りは、なんとなく、ある程度ちゃんとしておかなくてはならない気持ちになる。誤字や誤用を発見するとアチャー!と思うし、同人誌ともなると後の祭りだ。
もちろんそれはそれで良い思い出だし、そもそも「読んで〜!」とお出しすれば誰か読んでくれるやろと考えられること自体がハッピーだ。二次創作ならでは。

以前、創作系占い師の水煮さんに見ていただいたとき、BLがわからんのですよ〜という話をしたら、「無理に規定のBLに収めようとしなくても、ジャンル自分にしちゃってオッケー」的なことを言われたので、開き直るようにはしている。
が、BLというジャンル自体への敬意は必要だよなぁ、という気持ちもあり、日々ほにゃほにゃ言いっぱなしだ。

まあ、でも、とてもたのしい。
マジで脳が死んでいたので、読み書きができるようになったことがまずしあわせだなと思う。調子にのって出力をしまくっていたら、エンストを起こしたのか急に動けなくなったので、適度に休憩しつつ引き続き楽しみたい。

というわけで、noteの更新がちょっと途絶えていたのはBL書いてたせいです。あらあら。

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