消えてなくならないで

今ある生活や日々はいずれ無くなってしまうのだと、そんな当たり前なことをまざまざと見せつけられて憂い悲しむ。

どんなに幸せな日々も
反対に、腸が煮えくり返るような出来事も。

生活に翻弄されながら流れていく中で
立ち止まってふと後ろを振り返ってみると
「生活」が「日々」が
もう二度と訪れることの無いものへと
変わっていることがある。
どんなに戻りたくても戻れないのだと
気づく瞬間がある。

今手の中に抱えているものをうんと大切にして
目を向けて少しでも後悔しないように
生きていくことをモットーにしているけれど
そのどうしようもできない現実に
憂い悲しむ自分がいる。

当たり前だった日々が無くなる。
場所が無くなる。人がいなくなる。
手を伸ばす。掴めない。思い出だけ。
胸をかきむしられるような辛さ。
そこで知る、あぁこれが時が流れる現実か。

自分が大切にしたいものは何?
私の人生って何?何がしたい?出来る?
夢は、叶う?

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