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カフェイン中毒

この記事は第二のklis Advent Calendar 2020の20日目の記事です。今日は既に23日です。

https://adventar.org/calendars/5350

私は非常にコーヒーが好きです。というかコーヒーがないと眠気がひどくて課題も仕事も手につかない。そのぐらいコーヒーに犯されています。大学入ってからは毎日4~5本は缶コーヒーを飲まないと本当にやってられないです(実話)。…というか多分厳密にはその中に含まれているカフェインがアデノシン受容体に拮抗することによる覚醒作用に自分の起床と就寝を支配されているのだと思います。ここでは一体自分がいつからこんなカフェインが恋人どころかカフェインにDV受けてるような状態になってしまったのか、思い出してみることにしました。

1:高1~全ては父親の缶コーヒーから~

僕は中学生時代は大してコーヒーを飲む人間ではなかったはずです。多分。どちらかと言うとトマトジュースの方をよく飲んでいたと記憶しています。高校時代になってから、校則が若干緩くなりました。また弁当の早弁も可能になりました。あと、僕が友人たちと文化祭に向けて映像作品を作ろう、ということをやりだすようにもなり、映像編集担当になった僕は徹夜ばかりするようになりました。その結果、午前中の授業とか眠すぎてやってられなくなっていました。

髪短いな…

そんな時、父親が毎日会社へ1日1本缶コーヒーを持っていっている事に気づき、自分も持っていくことにしました。ちなみにその時の父親の飲んでいたコーヒーは「BOSS レインボーマウンテンブレンド」です。決まってそれだったのですが、特になんでそれが好きなのか理由は聞いたことなかったですね…

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今思うと背景が薬厨の見る幻覚みたいな感じしますね…ともあれ僕は缶コーヒーの力を借りて午前中の授業をやりきる作戦を開始したのでした(ちなみに缶コーヒーは最初の方はこっそり持っていったのですが、しばらくやっているうちに数が合わないとかでバレました)。しかし、そもそも自分が寝不足になるまで夜に作業する理由は夕方までほぼ毎日学校に残っていたからです。何をやっていたかと言うと吹奏楽部の部活動…から逃げて練習していた教室の隣りにある生徒会室で生徒会長(さっきの動画の1番目の人)とかと駄弁っていたり、新聞委員会の紙面編集作業を「地球環境室(略称:地環室)」なるコンピュータルームで行っていたりしてたんですが(ここ青春要素)。下校時間は19:00とかがデフォルト。そして登下校には片道一時間半かけていたので帰ってくると8時半。そうすると缶コーヒー1本では耐えられなくなったりして。最初の方は学校の自販機にあった「FIRE」のいろんなコーヒーをずっと飲んでいたりしましたが、当時の僕のお小遣い月5000円のうち4割をコーヒーに割きたくないという気持ちになり、前述の薬厨の見る幻覚みたいなコーヒーを2本に増やしだしたのを覚えています。それでも、冬とかは寒かったのでその2本に加えて更に追い「FIRE」もしていた記憶があるんですが…

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実は味のくどさ的にそこまで好きでもないが見ると買ってしまう

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好き。好き。好き。

あと、日によっては行きの駅(無人駅)でダイドーの大きいやつをたまに買ってたりしました。抽選機能的なものがついてて、たまに2つ買うつもり無いときとか電車もう来るときとかに当たってしまったりして困惑したことを覚えています。あのときは確かあたりを優先して電車に乗らずチャリで学校行ったことを覚えています。というかチャリで行ける距離ならそもそも定期券いらなくないですか???

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画像はデカいが内容量が隣のお茶とかに比べてくびれてる分露骨に少ないんだよな…

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吹奏楽部といえばゴールド金賞!みたいなノリで結構飲んでいたらしい

2:高3~カフェインまみれの受験勉強~

高校3年生ごろになると、まず父親の飲むコーヒーの趣向が変わりだしてました。何で???コーヒーからコーヒー飲料に変わったことで、対して高校3年間で生活習慣に変化がなかった僕の体内がカフェイン不足を叫びだすようになりました。迷惑だな。

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甘いのはいいんだけど目覚めない

その結果、確かコーヒーを買う頻度も増えました。最寄り駅の自販機にあったジョージアとかも飲みだしたような気がします。あと高校の友人で一人「MAX COFFEEしか勝たん」みたいなことを言ってた友人がいたりしてごくたま~にそれを買ってみたりしていました。ただあれは流石に甘ったるすぎると思ってリピーターにはなりませんでしたけど。

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結局エメラルドマウンテンってどこなんですかね?

で、今までの学校生活に加えて受験勉強もしなきゃいけないな~となり、予備校に通い出しました。部活は夏の大会まで出ていた(老害)ので、19:30くらいから22:00くらいまで予備校にいました。今までのカフェインの量では耐えられないので、追いカフェインが必要になりました。でも家族に心配をかけたくなかったので、予備校内の自販機で買うことにしました…というより3本以上の缶コーヒー持ち出しを許してくれなかったので、渋々と言った感じですが。そんな時、見つけたんです。あいつを。

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ちっちゃくね?って思ったやつ、その疑問は後まで取っておいてください。

美味しい、くどくない、目が覚める。三拍子揃ったカフェオレと運命の出会いを果たしてしまいました。予備校に通った日はほぼ毎日これを飲んでいた記憶があります。完全に虜になりました。というか予備校に行く目的が勉強より「こいつ飲みに行く」ことにすらなっていた気がします。でも150円で高かったんだよな…ナ●セはケチ。ドケチ。何でアマゾンとかで箱買いしなかったのか、今でも謎である。あと通っていた予備校のあった駅にはドトールもあったんですが、一度しか行ったことないです(あと、大して美味しいとも思わなかった

そんなこんなもあって筑波大に合格。でも当日は何のカフェインも飲んでいなかったんですよ。何でだよ(というか何一つ飲み物を飲めなかった。まず行きの時点で飲み物を買い忘れ昼休みに買おうとPASMO持って受験会場を出たら自販機がまだPASMOに対応していなかったので変えずに戻った。そして戻ってきたら他の会場で試験が始まったせいで外に出れなくなり結果試験時間4時間+間の時間4時間=8時間以上飲み物が一切飲めない状態で試験に望むことになっていた。なお、現在該当する自販機は交通系ICカードは使えるのでこれをもし読んでいる受験生の皆さんがいたらその点は安心してください)

3:大1~警備員はやめたほうがいい~

大学に入ってからはカフェイン…もとい缶コーヒー制限のタガが外れました。とは言え大学生。そんな金はないのでまず近所にある「ジェーソン」というディスカウントストアで安い缶コーヒーをいっぱい買うことにしました。この店で売ってる缶コーヒーは全然安定せず、自分も特にこだわりがなかったので、たぶん今まで安ければええやろ的な感じで20種類近くは飲んできたかなーと思っております。


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朝のんだ日のほうが少ない。あとそんな苦くもない。

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一面ラリってるヤツのほうが美味しいけど嫌いではない。

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結構美味しくて推し。ただしジェーソン的に高いのでそんな買わない。

ただ、実は大学入学当初は缶コーヒーはそんなに飲んでなかったんです。なぜかと言うと…

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お前、デカいのあったのかよ。

ドトールとの奇跡の再会。しかも150円などというボッタクリ価格ではなくこの大きさで89円+税。安すぎる…そう思った僕は来る日も来る日もこれを飲み続け、どんどん寝れなくなり、生活習慣が壊れていきました。

しかし生活習慣が壊れた真の要因はこのドトールではありません。バイトです。僕は大学1年の時何をとち狂ったか交通誘導の警備員のバイトを東京でしており、毎晩夜8時につくばを発ち、朝6時につくばに帰ってくるような生活を繰り返しておりました。いつ寝るんですかね。警備員のバイトというのは現場によって拘束時間がバラバラかつ、警備員には何時頃に終わる予定なのかを伝えられません。で、基本が9時間で22時開始とかなので、単純計算で7時頃に現場が終わることになります。「いや始発間に合わなくない?」とお思いのあなた、正しいです。現に後5分終わるのが遅かったら1限に間に合わなかった時もありました。ですが、道路の使用許可というのはだいたい電車の始発ごろ、つまり朝5時とかまでなので、それまでには撤収するのが大半。毎回のように命拾いをしていたのでした。…いつ寝てるんですかねこいつ。

こんなバイト事情もあり、カフェイン需要は高校時代に比べて収まるどころか悪化する一方。牛乳が入っている甘ったれたコーヒー風情には太刀打ちできないのが実態でした。そこで投入されたのがUCCのブラックコーヒーのボトルです。

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 この量で100円いかないのコスパ的に強い

しかし…しょせんはコーヒー。まともな睡眠時間0分という生きる気がかけらもない生活を送っている人間の眠気がこの程度で覚めることはありませんでした。そのために新たな兵器を投入することになります。それはドン・キホーテ限定販売の「BLACK OUTゼリー」です。とりあえず飲んでて身体に悪そうな色をしている。いま成分表示をよく見ると大して缶コーヒーとカフェイン含有量は変わらなかったのですが、当時はこれを飲むとかなり目覚めた気がしました。1限に間に合ったかどうかとかは別として。

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ただ、入手方法がドン・キホーテというつくばだと研究学園の方まで遠出しないと変えなかったり、1年の終わり頃には既に東京のドンキでも売ってなかったりしたので、レギュラー入りとはならずかれこれ1年半ぐらいはそもそも姿を見かけていないです。売ってたら情報ください。

4:大3~あいも変わらず~

大学3年も終りを迎えそうな今日このごろですが、カフェイン情勢としては大1と対して変わりません。ちょっと変化があるとすれば、オンライン授業の増加によって無理に特定の時間に起きている必要性が減ったので、UCCのボトルコーヒーの出番が減ったことぐらいでしょうか。あとドトールが若干ケチになりました。「専門店のコクと香り」は何処へ…

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でも、一日中カフェインを入れないで生活する日が本当に無理になってきたような気がします。早死するのかな…と思っていますが、そもそも家族が毎朝絶対にコーヒーを1杯全員飲んでるような環境で育ってきたので、多分遺伝的にカフェインが必要なんだと思います(本当かよ。)

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この2つ、意外と美味しかったのでリピートしていたらもう売ってなかった

ちなみに今日この記事を書いている時飲んでた缶コーヒーは「BOSS レインボーマウンテンブレンド」でした。歴史は流転する。

5:最後に

こんなに飲んでるけど、正直言って味の違いを真剣に比較したことはないし、未だに「好き」「嫌い」だけでコーヒーを選んでいます(ジェーソンの商品の入れ替わりが激しすぎて、ドトールと薬物以外飲む入れ替わりが激しいというのもある)。でもクオリティコーヒーだけは許さない。あれはコーヒーではない。

あと山崎あおいの「缶コーヒー」はいい曲なので是非聞いてください。一回レポートの題材にもしました(何の???)

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19円。


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