過去制作サイト・途中参加更新案件での注意点

・JS の使い方

作った時期? 作った人? で設置がバラバラ。
MT で搭載するから、と、head 内に、直書きで全部記述してあるパターンも多い。そんなサイトが、MT やめる、と、静的ページに戻してきたら、何十ページに渡って、同じスクリプトが存在していることになるため、メンテナンス上都合が悪いことが多そう。

・見つけた、注意すべきスクリプトプログラム
 ページ内のスムーズスクロール。名称が似ているが別モノなので、オプションや設置 class が違う。
 ○smoothScroll.js[https://blog.webcreativepark.net/2007/07/12-143406.html
 ○smooth-scroll.js[https://github.com/cferdinandi/smooth-scroll

・直書きパターン も存在→さらにスムーズスクロール記述に注意が必要

・既存サイトの改善

◎ヘッダーやフッター、固定表示にするスポンサーロゴ、など、サイト内で共通表示となる部分は、極力パーツ化し、PHP で読み込む対応に随時変更。

・PHP が使えないサーバの場合。
 JavaScript での外部ファイル内容読み込みで対応。>参考

・PHP が使えるサーバの場合。
 1) 新規ページは、.php として作成で良いか、クライアント確認。
  問題無ければ、内容が HTML 記述でも、.php ファイルで制作。
 2) 既存ページが html で変更しない方が良い(SEO 的に、でもあるが、外部からリンクを張られている可能性もあるため)、または、Cf 以外でも更新やチェックがおこなわれる可能性がある場合。
  Web サーバが、Apache で動作し、htaccess による設定が可能である場合に限り、PHP を、.html ファイルで動作するよう設定を追加。

<FilesMatch "\.html$">
  AddType application/x-httpd-php .html
</FilesMatch>

 共通記述部分をパーツ化し、incl ディレクトリなど、パーツ置き場のディレクトリ名を固定。
 サイトトップで、robots.txt があれば、

User-agent: *
Disallow: */incl/
Disallow: */thanks

 と、パーツ内への検索ロボットクロールを拒否設定する。
 robots.txt が無ければ、新規で作成し、サイトトップ(サーバ利用方法によっては、ドメイン・サブドメインの root 位置)に設置。

※パーツ読み込みの詳細は>参照

・少なくとも、今後制作していく場合

メインとなる JavaScript 特に、head 内で読み込むプログラムは、機能ごとで外部ファイル化し、script src で読み込む。
確実に、同じものを2つ以上読み込むことが確定する場合(Top へボタンを上から一定スクロール時に表示、と、ページ内リンクへのスムーズスクロール適用オプション設定、など)、1ファイルにまとめて、common.js や、main.js などで共通化する。

ヘッダーやフッター、固定表示にするスポンサーロゴ、など、サイト内で共通表示となる部分は、最初からパーツ化で構築、PHP 読み込み・JS で統一する。

共通化だけでなく、同じ場所への更新頻度が多い時や、同じエリア内に複数の追加事項や新規情報追加をおこなう、などの場合にも、パーツ化しておいて、読み込み元のページは、PHP コードの追加のみ、で、内容は別で更新(同一ページ内、複数箇所を複数人対応)が可能になる。


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