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ゲーマー歴35年のダンジョン紀行#10『BGA収録のダンジョンゲーム(2022版)』


▼ローディング。手元の記録をスマフォから見る。

 冬と言えば、こたつにみかん……いえ、”こたつにボドゲ”でしょうか。家に籠るのが得意なゲーマーとしては楽しい季節でもありました。しかし、いまだに集まるのがはばかられる情勢。「いつ集まれるかな~?」なんて連絡をしているうちに、気づけばこたつを仕舞う時期になってしまいました。2月は記録的な大雪が降る地域が出るなど、今年も厳しい冬となりました。

 当アナログゲームマガジンでは、アナログゲームにまつわる様々な事柄を掘り下げていく執筆陣が集まり、一ジャンルを詳しく解説する記事に始まり、攻略記事、ルールの記事、第一線でアナログゲームを制作している方々の最新記事まで、多角的にゲームを語っているマガジンです。
 当記事は異色のコラムとして楽しんでもらえたら幸いです。

 さて、そんな情勢で、オンラインでボードゲームを遊ぶ人々も増えました。コロナ禍で人気も認知も増した”ボードゲームアリーナ(以下:BGA)”です。こちらに収録されている『ダンジョン』と名の付くゲームを、こたつに入りながら一ケ月遊んで参りました。
 ボードゲームをオンライン上で遊べるようにしているBGAでは、どのようなダンジョンが扱われているのか。収録内容についてまとめたいと思います。

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▼B33F:ダンジョンロール

 箱が素敵なダンジョンロール。
 ゲームは、サイコロで味方達が決まり、サイコロでダンジョンのモンスター・宝箱・ドラゴンが決まる。これらをどれだけ突破していくことができるかと言うダンジョンハックものです。
 例えば、緑色のアイコンで示される戦士は、緑色のアイコンで示されるゴブリンを倒しやすいなど、ゲームとしても視覚的に認識がしやすく、ダイスで一喜一憂しながらダンジョンの奥深くへと進んでいきます。
 モンスターを攻略するのにメンバーは足りているか、宝箱を開けられるメンバーは残っているか、そして強力なドラゴンを突破できるのか……階層を進むことで勝利点が重なる為、”先へと進む動機”と、”障害を乗り越えられるかと言う判断・緊張感”が常に付きまとうのが、とても”ダンジョンっぽさ”がありました。

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