見出し画像

6回目の社労士試験の結果は…

どんな結果でも受けいれます。

(これは合格発表の5日前である、11月1日に書いています。)

今年で6回目の社労士試験でしたが、結果がどうなろうと今回で一区切りつけようと思います。いや、やっと一区切りつけられると言った方が良いかもしれません。

本来なら3回目で撤退するつもりが、合格点は超えているのにたった1科目だけ基準点に達していない、「基準点割れ不合格」という結果を受け入れらなくて、ズルズルと気が付けば6回も受けてしまっていたのです。

人生が無限に続くのならばこのまま受け続けますが、人生は有限。いつまでも受け続けているわけにはいきません。一年間を通して社労士勉強を続けて行けるような状況ではもうなくなってしまいました。

それに、自分なりに納得出来た気がしていて、今年は不合格でも受け入れられそうです。今年こそはケジメをつけられそうです。

「ここで撤退したら、今まで社労士試験の勉強に費やした時間が無駄になってしまう。」

結果がどうであろうと3年で区切りをつけようと社労士試験の勉強を始めた時にそう自分の中で決めました。それに、まあ3年もあれば受かるだろうし、万が一、受からなくても諦められるだろうと簡単に考えていたのです。

だけど、いざ、3年目に基準点割れ不合格という結果になると、この不合格には納得いかないと未練たらたら…。もちろん、実力がないから基準点割れをしたのですが、合格点は超えているのにと思うと、やっぱり、諦められませんでした。

それに、ここで諦めたら合格点を超えられた力とそれをつけるために費やした時間が無駄になると思うと、諦められませんでした。

全科目に基準点がある試験の性質上、合格点は超えているのに1科目だけ基準点を超えられずに不合格の方が社労士試験には一定数いるらしいのですが、ここでスパッと諦められる人は本当は強い人なのではと思っています。

「社労士試験を超えられない山にしたくない」

ひょんなことから少し時間が出来た時に思いついたのが、社労士試験への挑戦です。社労士になりたい訳でも、なにか理由があって社労士の資格が必要なわけでもありませんでしたが、心の中で漠然と本気で挑戦したら私は社労士試験に合格出来るだろうか?という思いがずっとあったのです。

社労士試験って難関資格ではありますが、「超」難関資格ではないですよね…。「超」難関資格は無理だとしても難関資格には合格したいという思いがありました。

実は私は、高校卒業後に人とは少し違う道に進んで、そして、挫折。後に残ったのは高卒という学歴に対するコンプレックスだけ。行政書士業を始めた時に、そのコンプレックを心の奥底にしまっていたのですが、社労士試験の勉強を始めた時に、また再燃。

社労士試験に合格してコンプレックスを心の奥底にしまうのではなく、今度こそ消したいと思っていました。弁護士、公認会計士、税理士…。資格には上には上があって、上には沢山の資格がありますが、もう、社労士に合格して、消えてくれることを期待しています。

自分を許してあげたい。

何に対して許してあげたいかって?それは、人と違う進路を選んだこと、そして、挫折したこと。

ずっと、このことを後悔しているし、あの時、もっとやれたのではないかと、自分を不甲斐なくも思っています。でも、私ももう30代。もうそろそろ、学歴コンプなどというものと、過去の挫折を消化しなくてはいけない年齢です。(というか、メチャクチャ遅すぎですね笑)

学歴に対するコンプレックスを消して、そのコンプレックスが出来た要因になった過去の挫折も許してあげたい。自分を許してあげたい。

青空

この6年間の結果が合格で終われるのならば、これほど嬉しい事はありません。報われた気持ちになるでしょう。

ですが、不合格になる可能性も十分にあります。ここで、合格になって、めでたしめでたしで終わらないのが、私の人生。

これまでの社労士試験の結果だけを見ても、最後に答えを変えなければ合格出来た年もありましたし、もう選択の基準点割れだけを注意すればいいと思っていたら、まさかの択一惨敗の年もありました。

とにかく思い通りにいきません。でも、それもまた人生です。もう受け入れます。

今年は試験後に会場の外に出たら試験前に降っていた土砂降りの雨が上がっていて、綺麗な夏の終わりの青空が広がっていました。出来ればそんな青空のような結果になる事を願います。

でも、たとえ雨を止ますことができずに、降り続いていたとしても、それを受け入れます。雨の日もそれもまた人生。その事実を受け入れます。

でもやっぱり、青空が広がっていて欲しいな。

だって、あの青空を一瞬だけ見たくて、この6年間やってきたようなものですから…。

11月6日 合格発表当日

さて結果は…

ここから先は

2,369字 / 1画像

¥ 100

みなさまのスキとサポートが受験生活の励みになってます!サポートしていただいたお金は、来年の社会保険労務士試験の受験料の一部にさせていただきます。