なんやかんやでネタバレオンリーかもしれない。(ネタバレ

チェリまほTHE Movie
アマプラでドラマを観たら面白かったのでそのまま映画へ。
面白いけど普通。いや、なんなら最後の20分くらいからエンディング手前までが非常によくない。

という罠にまんまと引っかかり
エンディングで大号泣してしまいました。

で、自分と同じ気持ちの方をnoteで探してみたのですが見つけられなかったので吐き出します。
完全なるひとりよがり感想文です。
不適切にもほとがある！
とはいえ自由もそれなりに手に入り好きなものを好きと言える時代にもなったかな。と思

話戻る

ドラマは少し切ない入りのラブコメで、なんやかんやあって無事2人は結ばれ魔法が使えなくなりハッピーエンド。
そして、
え、魔法使えなくなったって言いました？
すっとぼけて始まるTHE MOVIE 。
別にラブコメだし、全く問題ございません。
あれで終わりじゃなあ、と個人的にはイマイチだったので(ごめんなさい)

駄菓子菓子

「おとぎ話はいつだって魔法が解けてハッピーエンドだ

…俺はまだおとぎ話の中にいる」

公園のようなところで安達1人、＂王子と魔法使い＂という絵本を見ながらこのセリフで始まるファーストカット。

なるほど、魔法使いのままなのね
としか思いませんでした。
でも、
なんかテイスト違うぞ？映画だからかな？とは感じました。
そんなこと思っていたらドラマストーリーの振り返りが始まり、クリスマスの夜の種明かしみたいなことから本編へ。うん、通常運転。
なんやかんやあって
結局結ばれて晴れて魔法使い卒業。
あれよあれよと現実的な話になってゆき、
あれあれあれ？そんなに開けた世の中でしたっけ？
アホみたいに王道なストーリーが展開されてゆくのです。
あっさり両親にカムアウト

ハッピーウェディング！

そしてここでファーストカットの絵本に戻る。

「めでたしめでたし。」

1人絵本を置く安達。
遠くから黒澤の呼ぶ声。

え？どっから？
何がどっから？
全部安達の妄想？
いや、まだ魔法使えんの？使えないの⁇
転勤は？カムアウトは？指輪は？ウェディングはあー！？

なにより、
この世の終わりみたいなそんな暗い顔して。

はい、なんでもまあまあ言える時代にもなったかな。なんて思ってねーです。
だから優しすぎる安達の幸せな世界にイラッとしてしまったかもしれない。
多分私の心もシンクロしたかもしれない。
悲しくて悔しくて辛くて号泣。
私がセンシティブすぎたか疲れてたせいかもしれない。
かもしれない。を大切にしようと思う。
要するに、よくわからない感情で号泣してしまいました。

ストーリー崩壊してる？と思う箇所もあるけど、
赤楚くんのピュアな演技で帳消す。←なに様

でもこれが現実っていう
まさかこの作品でそれを突きつけてくるとは思うわけもなく、完全に油断して意表をつかれてしまっただけかもしれないけど、
決して明るいとは言えない表情2人が笑顔の人々の流れに逆らって歩いていく姿にポップなエンディング曲はもう狂気すら感じた。
これ、ホラーですか？

この優しそうな世界に渾身の一撃

だったのかもしれない。