見出し画像

娘にも自分の人生がある

私の人生の主役は、私なんだけど、
娘の人生の主役は、娘なんだよな。

当然だけど。

どんなに心配しても、
代わりにはなれないのだ。

だから、母として見守るだけ。


そう思ったのは、水曜日のこと。
娘が出掛けた時、大雨が降った。

出掛けた時には天気も良かったので、
傘も持たず、自転車で行った。

ぼんやり外をながめながら、
娘が雨で濡れて帰ってくるかな?
なんて、心配していた。

そんなことを思っているうちに、
雨はやんだ。

そして、雨がやみ30分ほど立った頃、
娘は、しれっと家に帰ってきた。


帰ってきた娘に、
雨が降っていたことを教えると、

”知らなかった”と言った。

雨が降っていたことは知らなかったが、
偶然、雨がやんでから帰ってきた。


結局、母がどんなに心配しても、
娘は、自分なりに楽しい時間を過ごし、
雨という危険を回避していたのだ。

別に、何でもない日常の出来事だが、
他人がどんなに心配しても、
自分の問題は自分で解決するしかないし、
相手のために出来ることはないんだな。

そんなことに気づいた。


娘には、期待もするし、心配もする。

だけど、そういうのは、
母の身勝手かもしれない。

なかなか行動できない娘に、
イライラしたりもするけど、
娘のことは、娘が決めることだ。

確かに、人生のレールを走ることも
大事なことかもしれないけど、
やりたいことを応援するくらいしか、
母としては出来ないのかもしれないね。


高校1年生というのは、
そんな年頃なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?