#59 他人は他人、自分は自分。
最近、よく自分に言い聞かせている言葉です。
今の世の中、どうしても評価や数字にとらわれてしまいがちですよね。
私の学生時代はまさにそんな感じでした、
昭和真っただ中だったので、なにをしても常に他人との比較。
「〇〇ちゃんにはできているんだから、あなたも頑張りなさい」
「こんなこともできないの?」
毎日毎日この言葉の繰り返しで、知らず知らずのうちにプレッシャーがかかっていたこともありました。
これは社会人になってからも同じで、サービス業をしていた時はその評価と数字を、事務員として働いていた時は取り組んだ量とミスの数のバランスを、とにかく気にしていました。
衝撃だったのは、事務をしていたときの入力処理とチェックのお仕事をしていたとき。
何事も「均一命」という感じで、入力件数が速すぎても遅すぎてもNG。
遅すぎでNGはわかるけど、速すぎてNGって不思議ですよね。
でも、「みんないっしょ」が良いみたいで、速すぎると
「速すぎると困るから、もうちょっと速度を落として」
と時折注意を受けることもありました。
その時私自身には気づきがありました。
「みんなちがって、みんないい」という言葉があるのですが、人はそれぞれ個性というものがあり、私の場合は、その個性が活かせないこと≒自分を殺すことにつながるということでした。
実際、注意を受けて速度を落とした私は、自分のペースで入力することができないので、むしろミス連発で思うようなパフォーマンスを発揮することができませんでした。
「みんないっしょ」がフィットする人もいると思いますが、私の場合は周りの言葉を気にせず、自分を信じて、自分のペースで進む方がフィットするタイプ。
そこからは、自分のやりたいことを洗い出す作業を開始しました。
まずは副業としてやりたいことをあらいだして取り組み、独立するという方法を選択しました。
現時点で満足のいくパフォーマンスをするところまでには至っていませんが、自分のペースで進めることはできています。
ノンストレスで取り組むことができているということはとても大きな一歩です。
「みんないっしょ」に違和感を感じていたら、他人の目を気にせず、まずは自分に機嫌を取ってみる。
ぜひ、お試しください。
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