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あえてここで泣いてみる

私には人と一緒に時間を過ごしていると必ず起きることがある
それは、劣等感に気持ちが染まることだ
その直前までどれだけ楽しくても嬉しくても、段々とその色に染まっていってしまう
結局染まりきった頃には例の犬系彼女のように涙目になっていたりもする
いつもそれがバレないように立ち回るのだが、たまに思う
少し触れただけでボロボロ崩れていく様をただ俯瞰して貰いたいって
きっと慰めて、励まして、愛を伝えてくれるだろう
私は、その瞬間の言葉は本来の力を発揮しないと思うんだ
ありがたい言葉ではあるが
ただ見ていてくれればいい、その弱さを脆さを
これが私から相手への素直な愛情表現でもあったりするから
泣きたい瞬間はあえてそこで泣けばいい
全て受け入れてくれる人が必ずいる





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