畳縁
へばり付いた睫毛と目尻の隙間から延びる一本線。
涙というのは軽やかに零れたりせず、ただただ染み出していくものだと知った。奥深くまで体液に冒された畳縁は、あたしをこんなにも満たしてゆく。
野やぎさんの、こちらの企画に参加します。…参加してみたのですが…
…3行って…
…難しすぎる…!
これまでいかに適当に、ふわっと始めていたのかに気づきました。
夏目漱石の“吾輩は猫である。名前はまだない”の凄さを痛感しながら、自分の3行を突いたり捏ねくり回してみました。
「書く」に向き合える、物凄い企画だと思います。冒頭に全てを注ぐ大切さに気付かされました。
野やぎさん、貴重な機会をありがとうございました。
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ぇえ…!
最後まで読んでくれたんですか!
あれまぁ!
ありがとうございます!