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左利きのいろいろ


すっかりご無沙汰になってしまいました。
もう5月ですが、今年こそはもう少し丁寧な文章を沢山書きたいです。

今回は左利きについて。

私は左利きです。
キッチンばさみは右手で使わないと上手く切れないし、
電車の改札を通る時も、会社のドアを開ける時も、
手帳に何か書く時も、、
挙げたらキリがないですが、常に「ちょっと不便」がつきまとう。
というより、

「ちょっと不便」

が、日常になっているのが左利きだと思っています。

最近は左利き人口も増えているようで、
いつだったかテレビで10人に1人は左利きの時代だと知りました。
(今はもっと多いのかな?)
左利きも使いやすいようにされている道具や施設が、
少しずつですが増えていると思います。
両利き用のおたま等がわかりやすい例でしょうか。
(両側に救い口がついているおたまです)

右手で対応せざるを得ない環境にいると、
自然と右手を使うことに違和感や抵抗がなくなってくるので、
私も「ちょっと不便」が当たり前で、仕方ないと思っていました。
悔しいですが(?)今もそう思うことが多いです。

今回は、その「ちょっと不便」を気にすること、
当たり前と思わなくていいんだよ、
ということをお伝えしたいです。


私にはそんな”「ちょっと不便」が当たり前”という考えを
変えるきっかけがありました。

右利きの友人がうっかり左利きのハサミを使ったところ、
全く切れず、ちょっと、いや、かなり、不満そうだったのです。
普段全然怒ったりしない人が苛々していて新鮮だったな。

その様子を見て、

「私(左利き)も、不便を違和感や不服だと思っていいのでは!?
 その少しのストレスを減らそうとした方がいいのでは!?」

という考えになりました。
左利きだって使いやすい方がいいに決まっている。
だったら使いやすいものを選択する権利は当然あるはず!
少し極端ですが、そのような考えに至った私は、
それ以来、左利きの私が使いやすい物を選んで買うようにしています。
(少し値段が張るのは痛い)

左利き用や両利き用を買ったり、店頭に並んでいるサンプルを
試しに使ってみたり、オンラインショップで商品を見たりしていると、
これって右利きが使いやすいようにできていたのか!
という発見もあります。少しご紹介です。

例えば…

①Yシャツのポケット
 手をクロスさせてペンを突っ込む方が格段に使いやすい!
 これは目から鱗が落ちました。

②手帳
 ウィークリーだったら、日付が書かれているのが見開きの右側
 になっていて見やすさに仰天しました。


他にも沢山あります。
昔の一件があって以来、「ちょっと不便」と感じたものは
どうだったら使いやすいと思うか?
を気にするようにしています。
意外と多いと思いますよ。

長々と話してしまいました。
締まりが悪いですが、今日はここまで。
利き手関係なく、「ちょっと不便」がなくなるといいな。


(おまけ)
私が未だに全く使いこなせないのは缶切りです。
あれは左利きには難しいと思う!!