書物は縦糸、行いが横糸
今日の言葉
二宮翁夜話より引用
書物は縦糸、行いが横糸
昨日のブログでも触れましたが、真の学びや教えは、自らの行動を経て心に響くものです。
二宮金次郎は、「良い教えも書物に記された瞬間に氷のようなもので、それを溶かすのは読み手の熱量である」と説いています。
さらに、教えを注釈したものは氷の先端につくつららに似ていると述べています。
このブログは二宮金次郎の言葉の注釈の注釈であるため、つららの先端ぐらいなものです。
しかし、何かを学ぶためには、自分なりの解釈を入れて理解し、自分が行動できるまで心に落とし込むことが大切であり、それが読み手の熱量になるのだと思います。
二宮金次郎の言葉をブログで紹介し始めたのも、彼の言葉を自分なりに解釈し、彼の言葉と自分の思考を融合させるためです。
二宮金次郎の言葉を縦糸と見なし、この文章を横糸として、心の中で一つの物になればいいなと思います。
どれだけの知識を持っていても、その使い方を知らなければ役に立たないものです。
生成AIが身近に使えるようになりましたが、生成AIが回答した情報も、氷のような状態です。
その氷をどう溶かし、どう活かすかは、その人次第です。
これからは何を知っているか?ではなく、知識を現実の中でどう活かせるか?が問われる時代になってきたと思います。
インターネットにある情報よりも、心の中からフッと湧き出る言葉を大切にしてきたいと思います。
引用元ブログ
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