テクニカルの観点からNYダウ/日経225を分析してみた(私見)

※noteに投稿すると必ずnoteのトップページに掲載されるようで、クリエーター成果物でない投稿(特に日記に近いようなもの)を連発するのが申し訳なく感じたので、次回からはコラム的なもの以外はブログに投稿するように変更します。
noteトップページ汚し失礼しましたm(_._)m > クリエーターのみなさま
まだ立ち上げたばかりで記事も少ないですが、日常トレード等については、よろしければこちらを覗いてみていただけると嬉しいです。

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さて、昨日(2020/3/9)の株価暴落は凄かったですね(汗)。 特に22:30からの下げはリアルタイムでチャートを見ていましたが正直なところ恐怖を感じざるをえませんでした。 金曜は、NYダウと日経225のどちらとも売りでエントリーし大きな利幅を取れたのですが(週末にアップしたブログ記事でトレード詳細を紹介しています)、この日はちょっと手を出すことができませんでした・・・

この暴落はサーキットブレーカーが上手く機能し、現時点では下げ止まった形で相場が推移していますが、この先の相場の動きについて、テクニカル観点から見てみたいと思います。
※チャートの細かい形や価格は業者によって異なります。 また日経平均・日経平均先物・CFDでも異なりますので、数字は目安としてとらえていただければと思います。

結論から書くと、
NYダウ: 売り目線継続(まだまだ下げる余地あり)
日経225: 売り目線継続(ただし現在は重要なサポートに来ている)
で、一時的に大きく上げる場面はあるかもしれませんが、下目線が崩れるまでは私は売り場探しをしたいと考えています。

私は投資助言をできる立場ではないのでどうすべきとは言えませんし、暴落を望んでいるわけでも全くありません。 当然、株価のV字回復を心から願っていますが、私のような個人トレーダーが相場の流れを変えることはできません。 これ以上、傷を負う方が出ないことを祈るのみです・・・

NYダウ(CFD)

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月足は2019年12月までの上昇に勢いがあり、今も上昇トレンド中です。 しかし2月から現在まで、押し安値に向かって全力疾走中で、下落の邪魔になりそうな材料があまり見当たりません(強いてあげるなら中期の移動平均(黄色の曲線)くらい)。 ということで、21500前後まで、昨日の安値よりもまださらに1000ドル以上の下落余地が残されています(サーキットブレーカーがなければ、昨夜のうちにそこまで伸びた可能性はあったかも・・・)。 ある面、ここが最終防衛線になりそうで、ここを月末確定で割り込まれたら年単位の株価下落局面の可能性さえ見えてくる形になってくると見ています。

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(上の画像は日足チャート)週足は2月最終週、日足は2月下旬に既に上昇トレンドが終了済みで、そういう意味では、一気に暴落するか、真綿で首を絞めるように下落していくか、形は違えど下方向の流れになる可能性はテクニカル的には既に高かったです(そういう前提があって、先週金曜に売りトレードを行っています)。

今後ですが、細かい流れは省略しますが、売り買い攻防の起点になっている部分で上げ止まる動きが確認できれば売りを狙いたいと考えています。 27000を明確に上抜けしたら、短期的(あくまで短期的です)に買いを狙うかもしれません。

日経225(CFD)

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こちらは月足チャート(上の画像)を見てのとおり、昨夜(3/9)の暴落で押し安値をタッチしてきました。 ここをローソク足の実体で抜いて終わるか、抜けずにヒゲのまま守り切れるかが重要と見ています。 ここを抜けると次の下値メドは近めに見ても17000円前後になってきますが、それよりも上昇トレンドを崩される事実の方がとてつもなく重いです。

画像4

週足・日足(上の画像は日足チャート)については、日経225では2月下旬にどちらも押し安値を割られていて、個人的にはそこから売り場探しをしていました。

今後ですが、私は少なくとも22700円あたりを明確に抜けるまでは売り場探しに徹したいと考えています。

最後に

良く(特にテレビ)相場予想をされる専門家?らしき方がいますが、相場がどう動くか(上がるか下がるか)を予想するのは無理です(笑)。
※年スパンでの動向はファンダメンタルから多少は予想できるのかもしれませんが、トレードには役に立たないです(笑)。
この記事で書いているのは予想ではなく「今までに起きてきた値動きから、この先どんなパターンのシナリオが考えられ、どう対処していける手がありそうか」であり、自分にできることは、
・上がったらどういう手を打つか/下がったらどういう手を打つか(もしくは見送るか)をあらかじめ想定して待ち伏せし、もしそのとおりの展開になったらエントリーを狙う(ならなかったら深追いせずスルー)
・待ち伏せエントリーする際は、どこを利確目標にするか/どうなったら諦めて損切りするかを事前に明確にしておき、決めたことを厳守する
これしかないです。
無計画なナンピンや塩漬けは致命傷をいつか負う事になりますので、これだけはお気を付けを!

ということで、テクニカル的にはかなり世界的な景気後退局面に入りつつある(すでに入っている?)ように見えますが、5Gにせよ原油にせよ無益な争いから目を覚ましてくれるのが景気V字回復の一番の特効薬に感じている次第です・・・




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