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お金の悩みについて考えてみる


お金の悩み

人生、いろいろな悩みがありますが、お金についての悩みは代表的なものの一つではないでしょうか?

特に現代日本のような資本主義社会においては、お金で解決できる悩みも結構多いというのが事実です。
衣食住という生活の根本となる物事に対しても、お金が無ければ確保するのにも一苦労するかもしれませんし、逆に言えば、お金があれば少なくとも生存を脅かされるということは少ないのではないかと思います。

お金の悩みというか、お金に対する願望について考えてみると、いろいろと考えるのが面倒くさいというのもあるのかもしれません。

「お金は手段」というのはよく言われることですが、先程も書いたように、今の日本社会ではお金で解決できてしまう悩みや問題というのも多くあります。
突き詰めて考えてみるとお金が欲しいというわけではないのでしょうが、考えるのが面倒になってくると、取り敢えず「お金があれば」という発想になってしまうということもあるでしょう。

お金はどのくらい必要か?

さて、あればそれなりに安心でき、いろいろな問題も解決できるお金ですが、実際にはどのくらいのお金が必要なのでしょうか?

もちろん、それは人それぞれです。
時代や暮らしている環境によっても違いますし、やりたいこと・望んでいることによっても全く違ってきます。

ただ、暮らしていくだけ、あるいは自分のやりたいことをやれるだけ以上のお金を人は望んでしまうことが多々あります。それはどうしてでしょうか?

ちょっと下の図を見てください。


人がどこかの道を歩くとき、足の大きさだけの踏む場所があれば十分渡れるはずです。でも、実際はそのような場所を歩くには非常に勇気が必要でしょう。
一方で、踏む場所に余裕があれば安心して渡れるはずです。


要するに次の一歩を踏み出す際(将来の予測)に、ブレが許されれば心に余裕ができるということです。
お金の問題も同じで、
「もしも病気になったら」
「急に会社をクビになったら」
「老後に何かあったら」
などなど、これから起こり得るリスクを考え出すとそれに備えたお金が必要な気がしてきます。
もしも、公的なセーフティネットがしっかりと機能していれば(実際は機能しているのですが…)、普通に暮らしている分には必要以上にお金を溜め込んだり、収入増のために体を壊すほど働かなくても良いかもしれません。

ただし、それはあくまでも自分自身で自らの生活に責任を持つという前提ではあるので、その上で、自分自身の希望を叶えるためにはどのくらいの収入あるいは貯蓄が必要なのかについては、一度じっくりと考えてみた方が良さそうです。

人生計画やリスクへの対応を見直すと、本当に自分に必要なお金は、実は思っているよりも少なくて済むのかもしれません。

金運?

ところで、占い好きだけに限らないと思いますが、「金運」について気になる方も多いようです。
個人的に占いそのものを全否定するつもりも無いのですが、所謂「金運」に関してはちょっと(かなり)懐疑的です。

別に占いには詳しくないのですが、一般的に言われている「金運」って「財運」のことですよね。極めて人工的な概念なのかなと思っています。
例えば、健康運だとか、人間関係だとかいうものは、もっと自然の成り立ちというか生物としてのパターンとかリズムとか、周りから受ける影響みたいなものもあると思うので、何となく「運勢」とか「運命」みたいなものってあるような気もするんですよ。
一方で「お金」っていうのは、人間が作り出した単なる「概念」でしかないものですから、それに対して「金運アップ」とか「金運が悪い」とか言われても、自分の中では「???」という感覚にしかなりません。
でも、どこかで「今日は金運が良い」みたいなことを言われて、その日に道端で100円拾ったり、臨時収入があったりすると「占いが当たった!」みたいな気持ちになっちゃうんでしょうかね?それはそれで精神衛生的に幸せなことだとは思いますがw。

まあ、個人的には金運がどうのと言っているような占いは全然信用していませんし、気にする必要も無いと思っています。
ましてや、黄色い長財布を持てば金運が上がるとか、西の窓のそばに黄色いグッズを置けば金運が上がるなんていうの全く気にしなくて良いと思います。
やりたい人はやっても別に良いとは思いますけどね。験担ぎみたいなものもありますし。

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